ニコニコ動画といえば、2010年頃からブームになった大手の動画投稿サイトです。
東方・レスリングシリーズ・ボーカロイド・ドナルド・淫夢等々ネット流行の先駆けの場として繁栄しましたが、現在では有料会員数・総再生数が減っていく等ユーザーの減少に歯止めがかからないと話題になっています。
再生回数の推移
四半期別再生回数推移
https://i.imgur.com/SCoXYMp.png
パーフェクトソース
http://www.nicochart.jp/total/
年別再生回数
https://i.imgur.com/TaaGpGo.png
年 再生回数
2008年 5,132,490,361
2009年 6,079,537,891
2010年 7,633,753,031
2011年 7,073,518,583
2012年 8,056,488,999
2013年 8,703,339,925
2014年 10,412,060,784
2015年 12,221,568,450
2016年 12,891,606,039
2017年 9,715,645,580
2018年 8,381,182,856
2019年 8,251,036,512
2020年 7,241,065,145
有料会員数の推移
プレミアム会員数推移
グラフ
https://i.imgur.com/WqLzprh.png
20万人(2008年9月末 《前期比》
↓
51万人(2009年9月末 31万増
↓
98万人(2010年9月末 47万増
↓
139万人(2011年9月末 41万増
↓
175万人(2012年9月末 36万増
↓
211万人(2013年9月末 36万増
↓
236万人(2014年9月末 25万増
↓
253万人(2015年9月末 17万増
↓
256万人(2016年9月末 3万増
↓
252万人(2016年12月末 4万減
↓
243万人(2017年3月末 9万減
↓
236万人(2017年6月末 7万減
↓
228万人(2017年9月末 8万減
↓
214万人(2017年12月末 14万減
↓
207万人(2018年3月末 7万減
↓
200万人(2018年6月末 7万減
↓
194万人(2018年9月末 6万減
↓
188万人(2018年12月末 6万減
↓
180万人(2019年3月末 8万減
↓
175万人(2019年6月末 5万減
↓
171万人(2019年9月末 4万減
↓
167万人(2019年12月末 4万減
↓
163万人(2020年3月末 4万減
↓
161万人(2020年6月末 2万減
↓
159万人(2020年9月末 2万減
↓
157万人(2020年12月末 2万減
↓
153万人(2021年3月末 4万減
出典:KADOKAWA決算説明資料、ドワンゴ決算説明資料、ニコニコ生放送、ニコニコ動画
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9468/ir_material_for_fiscal_ym1/99258/00.pdf
2016年のピークが終わり、以降はユーザー離れが止まらない状態となっています。
決算資料をみると、有料チャンネルや様々な課金コンテンツを追加することによって収益性は黒になっているようです。
ユーザーが離れていく分、残っているユーザーの客単価を上げることによって保っているようですね。
やはり思ってしまうのはYoutubeへの客離れでしょうか。
今はわかりませんが、昔のニコニコは有料会員しかシークバー移動が出来ない、複数タブで視聴できないなどの制限があって無料会員には使いにくい面がありました。
またYoutubeで動画公開して収益を稼げるようになると、大手配信者等は一気にYoutubeへ流れたため、これも大きな一因だと思われます。
また当時メインユーザーであった10代20代は、それこそ年をとって大人になり、いわゆる「ニコニコ動画のノリ」についていけなくなったのかもしれません。
ここからのニコニコ動画の巻き返しに期待です。