【新モデル】グーグルが作った防犯・監視カメラ!?Google nest Camを実際に買って使ってみたレビュー
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というわけで今回はGoogleさんが2021年8月26日ぐらいに新発売したGoogleの新しい防犯・監視カメラのGoogle Nest camを買ったので、そのレビューをしたいと思います。

実は海外では既に売っていた商品なのですが、新しくモデルチェンジされ、そのついでに日本でも発売がされております。

購入はGoogleストア、もしくは以下の楽天ブックスでなぜか購入できるようです。

とりあえずGoogleストアで、本体と5mのケーブルを購入。

料金はこんな感じ。

本体は約2万4千円となっており、普通の防犯・監視カメラよりは高いです。ただそれだけの機能はついていると思ったので買いました。

ケーブル5mで4000円はもう完全に高いです。しかし本体とのコネクタ部分が特殊な形状であるため、これしか使うことが出来ません。


というわけで届きました。早速開封していきます。

 


こちらがNest Camの内容物。本体・壁に取り付け用リング、ネジ2本と充電用ケーブル、説明書。それぐらい。

届いて驚くのは、思ったより本体が小さいということです。リンゴぐらい?重さは結構重いです。

 


こちらは5mの電源ケーブルの中身。ケーブル以外にネジ6本とケーブルを壁にネジで固定するようのパーツが入っていました。

知らなかったので、少し嬉しい誤算です。

 


カメラ本体。本当にシンプル。カメラ上部分にある黒い所は、状態ランプで通電すると緑に光ります。(光度も調整可能)一応防水だったと思います。暗闇から見るとわかりますが、録画中は上半分の所が赤く薄く光るようです。

 


いわゆるカメラの下部分。上から順にスピーカー部分の穴、充電用のコネクタ穴、ネジ穴です。ネジ穴は・・・室内用の台座専用の穴かな?

 


こちらはカメラの受け皿部分。結構強力なマグネットとなっており、冷蔵庫なんかにすごい勢いでくっつきます。

 


裏面はこのようになっています。中心部分に強力な磁石が入っているのでしょう。これで本体をくっ付ける仕組みになっています。

 

 

というわけで、早速セットアップを行っていきます。

このGoogle Nest Camは、スマホのアプリ「google home」で操作を行います。アプリを入れていれば勝手に識別していい感じにセットアップしてくれます。


説明書手順としても、コンセントを差してアプリから操作してね以外のことは書かれていません。

そういうわけなので、早速アプリを起動して追加します。

 


というわけで、基本的に「次へ」を連打していれば勝手に設定が終わります。

カメラは広角レンズのように広がりのある映り方となっているようで、画質もそこまで悪くないなという印象です。

あとはリアルタイムでスマホから監視したり、履歴としてCamが勝手に動体検知して録画した映像を遡ってみることが出来ます。(最大3時間分なのに注意)

Google Nest Awareというサービスに加入して、月額600円から1200円ほど払うと3時間ではなく、30日分・60日分ぐらいの映像履歴を保存することが出来ます。

ここで大注意なのが、無料の3時間分というのは総録画時間が3時間分なのではなく、現在から3時間前分の録画しか録画を保持しないということです。今が9時なら6時より前に録画した履歴はすべて消えます。ここは超絶痛い。

つまり深夜帯なんかに不審者が出て自動録画しても3時間で消えてしまうので、朝起きたら何も残っていません。防犯・カメラとしての役割を担っていないと思います。

この点が個人的には一番ダメポイントです。最低でも12時間は保持してほしいところです。休日家を空けることもあると思うので、本当は3日分は欲しい所です。しかし3時間の次は月約600円の30日分です。ふり幅が急にデカすぎる。7日で150円とかにしてくれ…。

というわけで、ほぼGoogle Nest Awareに加入前提の仕様になっているので、こういった定期出費が嫌な人はやめた方がいいでしょう。

ちなみに加入すると、人を識別するだけでなく、個人も登録が出来るようです。家族や友人など。

 


こちらはスマホを横にして真っ暗な部屋をリアルアイムで見ています。暗視も結構優秀ですね。暗視モードは設定で自動で切り替わるようになっています。

 


スマホから拡大して見ることも出来ます。またスピーカーがついているので、カメラ先の音を聞いたり、カメラ先へ声を出すことも可能です。

家の猫がくつろいでいたので、名前を呼んでみると起きてくれました。

 

というわけで、付属のネジをそのまま力づくで外壁の石膏ボードみたいなところにねじ込んで設置。

防犯カメラのようで防犯カメラとは似て非なるなんともいえないデザインです。ライトにも見えます。あまり威圧感もなく、バッテリー式なのですっきりはしています。

ただしバッテリー式だと常時録画が出来ないので(有料プラン加入時のみ)、一緒に買った5mの電源ケーブルをつなぎ、外にあるコンセントに繋ごうと思います。

ただここで誤算が1つ。


カメラを設置した直下にある外用のコンセント。ここにケーブルを垂らす形で接続しようと思います。

 


はい、コネクタ部分がクソデカすぎて刺さりませんでした。Googleさんはなぜこんなにクソデカな丸いデザインにしたのでしょう。タップとかに差せても他のケーブルさせなくなるのでは?

しかしこれは事前に分かりえた情報ではあったので自分に非があります。電気工事士さんに依頼して電源増設したり、エアコンの穴に通して室内からの給電も可能なのですが、バッテリー式でも数カ月はもつとのことなので、もうこのままで運用しようと思います。

気になるバッテリー持ちとしては、ほとんど録画も無く放置であれば1日1%程度時たまリアルタイムで見たり数回の録画があるようであれば1日2%消費となっています。

人通りの少ない所であれば100日程度ということで約3カ月、玄関等の毎日通りがあるようなところは約1カ月半という所でしょうか。リアルタイム視聴と動体検知からの録画はやはりバッテリー消費があります。

逆にそれ以外の待機時はほぼほぼバッテリーは使っていないようです。

動体検知式なので、元々人が通る所では録画も多く電源も長い間持たないので、最初から電源ケーブルを買っておいた方がいいと思います。

 

 

Google homeのアプリ上では以下のような様々な設定をすることが可能です。

 


通知設定です。フルで設定すれば何か映った瞬間にすぐスマホへ通知がとんできます。

カメラで映っている範囲の中で、監視したい部分だけを設定することも可能です。

 


画面に映っている範囲で、どういったものを検知させて録画・通知するのか、映っている部分のどこを検知するのかが設定できます。

ここまで出来る時点で他の防犯カメラよりも優れていると思います。

 


電池のパフォーマンスも設定できます。

 


カメラの設定です。暗視機能や画質、状態ランプの明るさも設定できます。

 


マイクもついているので、その設定もアプリ内で設定可能。

 

というわけで、買って実際に使ったいい点・悪い点としては

■良い点
カメラ性能が高い。
バッテリー式でWIFI接続なので配線が無く綺麗。
アプリで様々な設定が出来る。
月額の有料プランに入れば大量に録画できる(要電源接続)。
バッテリー式なので飽きたら室内用とかにも出来る。
設置が楽。

■悪い点
磁石でくっついているだけなので、盗まれる可能性がある(盗難防止純正グッツはなぜか品切れ中)
せっかくベスポジの角度に設置しても、充電時に外すのでまた再設定が必要。
リアルタイム監視中に録画が出来ない。(スマホ機能の動画スクショ等で対応可能)
高い
3時間分録画できるというのはほぼ無意味、月額プラン前提の仕様になっている。

 

という感じでしょうか。ガチで常時録画をしたい方は要電源ケーブルと有料プランが必要ですが、ちょっとした防犯目的であればバッテリー式で壁に取り付けるだけなのでとても簡単です。1時間とドライバー1本とスマホがあればできてしまうところが近代的だなぁと思います。

まだまだ改善してほしい点はありますが、これこそ次世代監視カメラだなという感じがしますね。

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