お寿司や刺身を食べると口の中や唇が痒くなる原因とは
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お寿司や刺身は大好きなんだけど、お寿司・刺身を食べると口の中や唇が痒くなってしまう…という方はいませんでしょうか

実際私もお寿司・刺身を食べると、たまに口の中が痒くなってしまいます。

いつもお寿司を食べる時は基本的に痒くならないのですが、なぜかたまに痒くなり唇が腫れる時がある。。。

なぜ口や唇がかゆくなるのか?原因を調べてみました。

当該の記事は特に医師監修などはありませんので、気休め程度に見てください。

口が痒くなる理由その1 食物アレルギー

お寿司や刺身といってもネタは様々です。マグロ・イカ・エビ・海苔・イワシ等々。

青魚アレルギーやエビ・カニ等の甲殻類アレルギー、その他人によって様々なアレルギーがあり、その中でも比較的軽傷なアレルギーであれは、痒くなる程度で数十分もたてば元に戻ります。

アレルギーの場合は、そのアレルゲンは定まっていますので、自分が食べたネタを思い出せばある程度の特定が可能ですね。

いつもは痒くならないけど、今日は初めてあのネタを食べたからあのネタか・・・?という推察や、マグロは大丈夫なのに、回転寿司ではマグロといいつつ実は赤マンボウだったのでアレルギーが出る等、ネタと原材料が一致しないこともあるので注意が必要です。症状が出るから何度も寿司を食べて特定する方法は危険性があるのでお勧めしないです。

また病院でアレルギーの血液検査を行うことでアレルゲンを特定することも可能です。魚に対するIgEという免疫の測定します。「アジ・イワシ・カレイ・サケ・サバ・タラ・マグロ」の7種類であれば検査で特定が可能となってます。

多少費用が掛かりますが、知っておいて損はない検査だと思います。

もし痒みや腫れ等の症状が出たら、軽症でも医療機関の受診をお勧めします。命に関るかもしれません。

口が痒くなる理由その2 ヒスタミン中毒

あなたの食べた魚の中でヒスタミンという物質が発生していて、そのヒスタミンを摂取したことで起こる食中毒(ヒスタミン食中毒)の可能性があります。

一体なんのことやらですね。

ヒスタミンとはアレルギーの症状を起こす物質です。

普通アレルギー持ちの人はそのアレルゲンを摂取したことにより、体がヒスタミンを作ってしまいアレルギー反応が起こります。

しかしヒスタミン中毒の場合、食べる魚自体にヒスタミンがいるので、食べることでアレルギーに似た症状を起こすことからアレルギー様反応(仮性アレルギー)と呼ばれています。症状が出始める時間も比較的早いです。

ヒスチジンを多く含む魚は、サバ、サンマ、カツオ、イワシ、カジキ、マグロなどの赤身の魚です。ヒスタミンは加熱しても減らないので加熱した調理品でも危険です。鮮度が低く、時間がたった魚ほどヒスタミンの量が増えていきます。

見極める上で大事なのは、そのお魚が調理されてから時間がたっているものなのかどうかです。

スーパー等で寿司や刺身を買って、1時間程度持ち帰りで室温程度にさらしていたり、そのお寿司や刺身を食べたお店がカウンター式で、ネタをそのまま室温で置いておいたり、回転寿司の場合はずっと回っていたお寿司だったりしていませんでしょうか。

特に夏場や熱帯の地域では注意です。心当たりはないでしょうか。私はこのヒスタミン中毒が有力であると感じました。痒くなる場合、大体が回転寿司ではなくスーパーの持ち帰りの寿司なので。

 

お寿司に限らず生ものは鮮度が大事です、早く食べないとどんどん痛んでこのようなリスクが増えていきます。

症状が出た場合は、上2つの可能性を検討したうえで、医療機関で受診してもらいましょう。

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