なぜ炭は水をキレイにするのか理由を調べてみた
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なんとなく知的好奇心でキッチンの水道のキャップを外してみた時のことです

水道のキャップ

もう少しアップで

水道のキャップ アップ

???

何か白い粒?やホコリなどのカスがキャップの網に引っかかっています。

私が住んでいるのは築30年以上のマンション、水道からは何が出てきてもおかしくはありません。

一体これが何なのか、古い水道管のサビや汚れでしょうか。こんな金属の網状のガバガバフィルターでこれなのです。この編み目より細かいゴミはそのまま飲んでいる可能性大です。怖いですね。

というわけで、怖くなったんで速攻でトレビーノさんの浄水セットを購入しました。

ここからやっとこさ本題です

さて、結局この浄水器は中に何が入っているのでしょうか?

トレビーノ 浄水器

商品のHPには

「ろ材には、活性炭、中空糸膜を使用。総トリハロメタン、遊離残留塩素、濁り等、気になる物質をしっかり除去します。」

とありますね、なるほど。活性炭と、なかそらいとまくね・・・、一体何なのか訳がわからなかったのでざっくり調べました。

活性炭

さてここからが本題です

この活性炭の主流な原料として、石炭・おが屑・やし殻が安価で一般的だそうで、それらを750℃~1000℃ぐらいで加熱して完成します。

この活性炭は何故水を綺麗にしてくれるのか?

炭というのは「多孔質の物質」、要は穴ぼこだらけの物質らしく(スポンジみたいなイメージ)、そこに汚れとか不純物をひっかけるわけです

さらにこの細かい穴ぼこは匂いの原因となる物質もひっかけちゃうそうなので、冷蔵庫の脱臭材にも使われるそう

炭というのは細かい穴がたくさん開いているので細かい汚れや臭いを吸い取ってくれるという仕組みなのですね

意外とシンプルな理由でした。

中空糸膜

「ちゅうくうしまく」、糸なのは間違いないですね。

なんでもこの糸はストロー状になっていて、その穴にいろいろ吸着させる効果があるとか

トレビーノ 浄水器 断面

カードリッジを切ってみると(なかなか大変だった)、確かに中に網戸の網の様な物がまとめて入っています

ちなみに外側には活性炭が入ってました。

この糸みたいなやつの役割がわかりやすい動画がこちら

中空糸膜フィルターがあるほうは黄色が取れていますね、要は黄色い何かをとるものだってことです。

調べますと、原料は「ポリプロピレン」CDケースや注射器に使われている素材

それで出来た糸は、チクワみたいに中が空洞になっていて、そこに水を通して水道水中に含まれる濁りの成分(微細な粒子や雑菌・赤サビなど)の除去だそう(wiki調べ )

「ポリ」とはギリシア語で「たくさん」という意味ですね。

 

結局このカードリッジには、水を通す際に、細かい穴が入っているやつを通過させて不純物を取り除いているということです

なのでこの中空糸膜も炭と一緒で、細かい穴を通して不純物質等を取り除いてるということです。

ただ吸着にも限界があるので、使っている方は定期的に交換した方がよいですね。

一番最初に画像で見たフィルターにかかっているゴミを見てしまったら、もう使わざるを得ません。

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