SUICA等の定期券の印字はどうやっているのか?
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日々私が使っているSUICAの定期券、たびたび更新しているので汚くなっていく…

そういえば、この印字というのはどういう方法でやっているのか?インクを吹き付けているのか?それとも磁力的なパワーで印字しているのか?SUICAのペンギンの名前は一体何なのか?

ちょっと気になったので、調べてみました。

印字の方法はロイコ方式

切符販売機

SUICAやPASMOといったICカードはロイコ方式という手法で印字されているそうです。

ICカードの表面にはロイコ染料というものが塗られており、このロイコ染料は熱によって発色します、詳しく言うと

・180℃で発色
・120~160℃で文字が消える

という性質があるようです。定期券はこの性質を利用して

・まず120~160℃で全体的に印字を消す
・180℃で定期情報を印字
・一気に冷やし終了

という処理を行っているようです。繰り返し使用できる焼き印みたいなものでエコですね。

自宅でも120~160℃の熱をカードに当てられたら印字を消せるかもしれませんが、上手く行かずに逆に汚くなったり溶けたりする可能性もありますので自己責任でお願いします。

ちょっと思い出すと、昔のポイントカードなんかもこういったロイコ方式のポイントカードがあった気がします。こんな感じのやつですね。↓

 

さて、SUICAなどのIDカードの印字がうまく消えていない、今回の印字が薄い ということは

「印字する機械の温度が低い」「ICカードに塗布されているロイコの成分が弱まっている」

このどちらかでしょうか。

印字が見えにくくなった場合は駅の窓口で駅員さんに字が読みづらくなった旨を伝えれば再印字してくれることが可能だそうです

印字が薄くなってきた場合にどうしたらいいか方法をまとめた記事はこちら

定期券のコピーを会社や学校に交通費申請として出す際などに、印字が薄いと証明にならず困りますからね、

気になる方は試してみてください。

ちなみにSUICAのペンギンは、名前がなくSUICAのペンギンという総称しかないらしいです。

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