よく海外ドラマ等で目にする、飯盒を薄くしたような形のステンレスで出来た容器からお酒を飲むシーン。
よくウエスタンな映画で悪役が飲んでいたり、アメリカの軍隊の人が雪山で遭難したときに体を温める際に飲む という印象が私の中では付いています。藤岡弘、さんも持ってたような。
別にお酒が大好きってわけではないですが、あの銀色のステンレスで飲む様がなんだかかっこよくて憧れます、ちょっと欲しいです。中学生なら間違いなく持ち歩いたでしょう。
これは一体どういう名前でどういう用途で使われているのか?気になったので調べてみました。
あの缶の名称は?
上記リンクを見て分かる通り、こいつの名称は「スキットル」というようです
すきっとる?今までこの単語を聞いたことがありません、スキットルについて更に調べてみます
スキットル(英: Hip flask)は主にウイスキーなどアルコール濃度の高い蒸留酒を入れる携帯用の小型水筒である。フラスクボトル、ヒップフラスコなどとも呼ばれる。通常は金属製。本来はスキレット型ヒップフラスコ(skittle hip flask)のことだが、日本では蒸留酒用小型水筒の総称になっている。
ウイスキーなどのアルコール濃度が高いお酒を入れる専用の水筒みたいです。
日本では外でお酒を携帯する文化も無いのでこういったものは珍しく見えます
たしかにキャップ付きでアルコールを携帯出来るものってこれ以外思いつきませんね。さすがに一升瓶を携帯出来ませんし
さらにWikiを読み進めていきますと
旅行先に酒を携行するほか、野外で使用することも考えて一般に堅牢なつくりである。形状はさまざまだが、ズボンの尻ポケットに入れられる湾曲がある平たい形状(丸みを帯びている)が多い。蓋は通常ねじ蓋で、紛失防止のため本体に接続されているタイプも見られる。容量は200ml前後の物が多いが、入れるものが高アルコール濃度の酒ゆえ、少量で良い場合のために100ml以下のものもある。
ズボンの尻ポケットに入れられる湾曲がある平たい形状が多い
なるほど、アメリカンでマッチョな外人がジーパンのケツポケットに入れて小粋にクイっと一杯やるために湾曲していたわけですね。これであの飯盒みたいな形状をしている理由が分かりました。
POさんに合うんじゃないかと直感で買ってみたスキットル。
激シブです!あざっす!モデル @PO44313210#SEFR #オペフリ pic.twitter.com/kpWflb1c3I
— Special Equipment Force REO【広報】 (@team_reo_) 2019年2月13日
しかもアルコール強い酒しか入れないからそこまで大きさは無いわけですね。
ここまで納得しても名前が覚えられません、スキットルスキャットル…
現代でもアウトドアやちょっとした遠出の時に使えそうですね。
アルちゃんセットです。実はこんな感じになってました。
眼帯凝って作っても長い前髪で亡き者になります(笑)荒野で酒飲もうとして最後の一滴が落ちた時「チッ、もう空か…」と言う酒の容れ物の名前はスキットルです。 pic.twitter.com/hBnc50NW8v
— アル (@aru_qaeda) 2019年2月24日
強いお酒を入れるので飲み口は小さく、補給する際は漏斗が必要なようです。なんでしょう、スキットルってZIPPOみたいな男心をくすぐるデザインです。
金属なので腐食するような炭酸系のハイボールとかは入れない方が良さそうです
お酒が好きすぎで隠れてでも飲みたいという人にもお勧めです。