高齢者ドライバーが子供に突っ込んでしまうニュースが絶えない理由とは
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定期的にニュースで耳に入る「高齢者ドライバーが子供に突っ込んでしまう」事件

なぜこんなにも高齢ドライバーは子供に対して事故を起こしてしまうのでしょうか、何か特殊な理由があるのでは?

いろんな視点からなぜそうなってしまったのかを考察します。あくまで個人的な考察なので、これが正解というわけではないのであしからず。

判断能力が下がり、子供に対する注意力が軽薄になるから

歳をとればとるほど認知症になるリスクもあがり、視力・判断能力・注意力・諸々が下がっていきます。

これは当たり前のことですが、こういった全体的な能力が下がることで事故のリスクは上がります。

一番良くあるのはブレーキと踏み間違えて加速してしまうケース、横断歩道や駐車場などでブレーキを踏もうと思って逆に加速して凄惨な事件になることは多いです。

 

そして子供との関連となりますが、一般ドライバーであれば街中の子供の危険性については十分理解しているはずですが、それも歳を重ねるにつれて薄くなっていきます。

背丈も低く、物理的にも小さい子供たちは、認知能力が低くなった高齢者の目に映りにくくなります。

そして子供を認知していたとしても、子供なのだから急に飛び出すかもしれない・急に止まるかもしれない等の子供に対する危険察知が軽薄になります。

よってもともと事故リスクが高い子供と、その子供に対する注意力が低くなった高齢者とのかみ合わせにより高齢者と子供の事故が増えるのではないかと思います。

子供は危険察知・回避が難しいから

先ほどの話に関連しますが、子供は一般の大人に比べて事故に対する経験も少なく、警戒心や意識が低いです。

大人は経験や知識から、この道は危ない・ここはスピードを落とした方がいい・ここは車から見えづらい等の危険察知が出来ます。ましてやドライバーも多いので、ドライバー目線からも危険を想定できます。事故になるのは不注意のほんの一部だけで、それ以外は「おっと危ない!」ぐらいで大抵は済んでいるのです。

しかし子供となると、そういった経験があるわけでもなく、しかも目線が低いのでより判断できる材料が少ないわけです。

更に複数人の登校・下校時であれば、子供同士でじゃれたり追いかけっこなどをして危険な場合も多いです。

体が小さいということは、それだけ回避も大人に比べ難しくなり、事故になった際も重症化しやすくなるのではないでしょうか。

普通の成人した人であれば避けられるような事故でも、子供では回避できずに事故になる。また、成人ドライバーであれば回避できるような事故でも高齢者ドライバーだと回避できずに事故になる。

この組み合わせは最悪ですね…

注目性がありニュースになりやすいから

これが一番大きい理由かと思います。

全国で高齢者ドライバーによる事故というのはよく起きているが、お店に突っ込んだり子供との事故を起こした際は注目性が高く大々的に報道されるので、そこから高齢者ドライバーは子供と事故を起こしやすいという印象になってしまうからではないでしょうか。

高齢者と子供の事故というのは、数値で見たら通常の成人同士が起こす事故に比べたら多いのは明白ですが、群を抜いて多いというわけではなく、こういったニュースが大々的に報道されるので多く感じてしまう所があるのかもしれません。

高齢者・子供のどちらも事故の際には重症・死亡してしまうリスクは普通の人より高く、凄惨な事件になりやすいのも拍車をかけていると思います。

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