最近はそこまで聞く機会は減りましたが
歌詞の合いの手等のコーラスでよく聞く「デュワッデュワ~」「シュビデュワ~」「ボンボンボン」「シャバダバダバ」というよくわからない擬音のような言葉。
現在でもいろんな音楽の歌詞として使われています
シュビデュビとか、デュワ~とか、デュワとか、ボンボンボンとか、一体あの言葉は何なのでしょうか。
そもそも意味のある言葉なんでしょうか。
全ての言葉は実は1つにまとめられる
実は、シュビデュワやシャバダバ等の言葉は総じて「スキャット」と呼ばれるもので、特に何の意味はありません。
スキャットというのは、「特に意味のない響きの言葉の総称」で、本来はジャズで使われていたものになります。
曲に歌を即興で合わせる時に使ったり、合いの手として使ったり、歌詞がない部分に際に埋め合わせとして使ったり、用途は様々です。
元々はジャズ・ミュージシャンのルイ・アーム・ストロングが「Heebie Jeebies」という曲の収録中に歌詞を忘れてしまい、咄嗟に適当な言葉で歌ってしまったのが公式的なスキャット始まりと言われています。
本来はNGテイクとなる録音でしたが、思った以上にスタッフにウケてしまい、そのまま採用されてしまったんだとか。その曲はこちらの1:20頃かららしいのですが、正直よくわかりません。
日本でも、歌詞を忘れた時は「ラララ」や「ルルル」「ハンハンハン」とかを使ったりしますが、もちろんそれの言葉自体には意味がなく、ノリを良くしたり小気味よく聞こえるようにいれる歌詞という解釈ですね。
こういった、意味のない言葉だけでも曲として成立しますし、歌詞がわからなくても意味がないので世界中の人が聞くことができます。
歌詞の意味よりも、リズムや聞いた時のノリ・テンポ感の良さを前面に出した手法とでもいいましょうか。
よく使用されるスキャット語としては
・ダバディダ
・シュビドゥワ
・ルルル
・パヤパヤ
・ボンボン
等でしょうか。意味のない言葉であれば全部スキャット扱いになるので、それ以外に特に明確なルールもありません。