GABANのカレー粉セットでカレーをスパイスから作ってみる
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カレーと作るといえば、スーパーでカレー粉を買って、煮た具材にカレー粉を入れるだけで出来上がり。

しかし大人になると、どうしてもカレーをスパイスから作ってみたくなるもの。

大人のこだわりのスパイスから作ったカレー、いいと思いませんか、一つの話のタネにもなりますし、年末年始は暇なので早速やってみましょう。失敗を恐れない心が大事です。

まずは準備

早速スパイスからカレーを作っていきましょう。

だけどスパイスなんて全然知らないし、何種類使えばいいのか、どう作ればいいのかもわからないということで、今回はこういったものをネットで見つけたので購入してみました。

スパイスで有名なGABANのカレー粉セットです。基本的にスーパーには売っていませんが、カルディやネットショップで購入可能です。正直店頭で見つけるのはなかなか厳しいんじゃないかと思います。その割にはお値段もお手頃な設定。

 

スパイスを1から勉強するのもいいですが、こういったセットからまずはスパイスの知識や体験を仕入れていって、そこから自分でこだわりの調合を試すといいと思います。

こちらがカレー粉セットの内容物、まるで処方された粉薬のよう。この商品は全部で20種類のスパイスが入っています。

全てのスパイスの内容物を書きだしますと

・ターメリック ・・・・・20g
・クミン ・・・・・・・・14g
・コリアンダー ・・・・・12g
・みかんの皮 ・・・・・・10g
・フェネグリーク ・・・・5g
・フェンネル ・・・・・・5g
・シナモン ・・・・・・・4g
・カエンペッパー ・・・・3g
・ガーリックグラニュー ・3g
・ジンジャー ・・・・・・3g
・ディル ・・・・・・・・3g
・オールスパイス・・・・・2g
・カルダモン ・・・・・・2g
・クローブス ・・・・・・2g
・スターアニス ・・・・・2g
・セイジ ・・・・・・・・2g
・タイム ・・・・・・・・2g
・ナツメグ ・・・・・・・2g
・ブラックペッパー ・・・2g
・ベイリ ・・・・・・・・2g

となっております、なるほど・・・半分以上分かりません。みかんの皮とかも入れるんですね。

中には???と思うスパイスもありますが、ともかくこれら使って本格仕込みカレーを作っていきましょう。最初は受け入れるのみです。

スパイスからカレー粉の作成

というわけでこれらのスパイスを元に、まずはカレー粉を作っていくようです。

ご丁寧に説明書にそう書いてありました。便利便利。

説明書通りボールに全てのスパイスを入れて混ぜてフライパンへ移すと、洗い物が増えて面倒くさいので、フライパンに全てのスパイスを入れていきます。

袋が20袋もあるので結構手間がかかる作業です。

先ほど書きましたスパイス一覧を上から順に入れていきます。

上の写真は、一番量が多いターメリックから、クミン、コリアンダーと時計回りに入れました。

ターメリックは漢方のような匂い、そもそもターメリックとはウコンなので、色も黄色がかっています。

そしてクミンこれの匂いがまさにカレー粉の匂いです。カレーの匂いとはほぼクミンなのではないかというぐらいクミンはカレーの匂いがします。コリアンダーはよくわかりませんでした。

全てのスパイスを入れ終わりました。辛さを控えたい人はカイエンペッパー(赤い粉)を入れない、もしくは調理時にちょっとずつ入れる方がいいらしいですが全部入れてしまいました。

スパイスを入れている途中で気付くですのですが、とにかく匂いがすごい。

スパイスこと香辛料なので匂いがきついのは当たり前ですが、もうすんごい匂い。キッチンがカレー屋さんになってしまいますので注意してください。

また全て粉なので、スパイスの袋を破ってフライパンに入れる際にすごく粉が舞います。匂います。

換気扇をつけてマスクをしながら作業を行った方がいいかもしれません。

次に、大匙一杯の油と共にスパイスを弱火で炒っていきます。

弱火で水分を飛ばすようなイメージで5分ほど炒ると粉がサラサラになっていきます。

こんな感じに。色は完全にカレーです。そして弱火で炒ることで匂いはさらに強烈になります。

換気扇をつけないとキッチンどころか家中がインドカレー屋さんになるので注意です。

換気扇をつけると外からインドカレー屋ではないかと勘違いされるので注意です。

タッパーに移してやっとカレー粉の完成。ここまで一人でちゃんとできました。

これを冷蔵庫で一晩寝かせて馴染ませるといいと書いてあるのでそうしようと思います。

いざ自作カレー粉でカレーを作ってみる

というわけで早速カレーを作ります。インド的なカレーではなく、普通のカレーを作ります。通常のカレー作りの工程通り、玉ねぎやお肉などの具材を炒めてから煮込んでいきます。

いい感じですね。いい匂いがしてきました。ここまでは通常のカレーと作る工程は一緒です。ここからは自作のカレー粉を入れて煮込んでいきます。

我がオリジナルブレンドカレー粉を投入し、煮込んでいきます。普通のカレーとは違ったスパイシーというか本格的な匂いが家中に漂います。

カレーが出来ました。見た目や匂いは完全にカレーです。ということで出来たカレーの味見をしてみましょう。

 

・・・全然味がしない!美味しくない!辛い!

 

そうなんです。見た目や匂いはカレーなんですが味は全然カレーじゃないんです。

色と匂いだけついたただのゆで汁(しかも辛い)という感じです。

ここらへんで私は気づきます。スパイスはあるけどうま味が無いと。そういえばインドカレーでもスパイス以外にヨーグルトやトマト缶・野菜のブイヨン等を入れているなと。

ただスパイスをお湯に溶かしただけではうま味が足りず、ただの色と匂いがついた水カレーになってしまったのです。スパイス入れれば美味しいと勘違いしていた…あくまでスパイスはスパイスなのだ。

これはピンチ、せっかく具材も煮込んだのにどうしたら…

 

 

 

・・・

 

 

今回は事前の準備と知識不足でした。あと一応市販のカレー粉も混ぜたカレーは美味しかったです。

このカレー粉セット、ターメリックが一番多いですが、個人的には多すぎる気がしました。食べた後に抜ける香りが全部ターメリックの匂いになっていました。

こうやって失敗を経験しつつ、美味しい自己流カレーを探求していくのは面白いと思います。

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