話題となっているのはこのツイートから
【未知】発光する新種の鉱物「ユーパーライト」が幻想的‼︎
アメリカのミシガン州にあるスペリオル湖湖畔で2018年に発見された衝撃の鉱物。「ユーパーライト」と名付けられたこの輝く石は紫外線を浴びることで発光する。
pic.twitter.com/hApniKyDBw— 気になる宇宙 (@Kininaruutyu) February 8, 2020
すでにツイート内で説明されていますが、アメリカで発見されたこのユーパーライトという鉱石。
紫外線をしばらく当てると、鉱石自体が発光してまるでどこかのアニメで見た神秘的な竜の卵のようになっています。
20年ぐらい前に流行った、今でも目覚まし時計なんかに使われている蛍光塗料・蓄光塗料として一定時間光を当てると、暗くしたときにうっすら緑に光るあれとは少し毛色が違う気がします。
一体このユーパーライトとは一体どういうものなのでしょうか?
ユーパーライトとは?
そしてついに手に入れました最近はやりのユーパーライト!通常普通のそこらに落ちてる石にしか見えないけど、ブラックライトを当てるとオレンジの光が輝くのです…不思議な石さいこう… pic.twitter.com/RSI2VqUiF0
— 椿つばる (@tubarururu) December 9, 2018
オレンジ色に光る神秘的な鉱石ユーパーライト。一体どういう鉱石なのでしょうか?
もしかして隕石?どこで採れるの?Wikipediaさんに聞いてみます。
ミシガン州の宝石・鉱石商であるエリック・リンタマキ(Eric Rintamaki)が2017年6月にスペリオル湖岸で発見した。リンタマキは早朝に紫外線ライト(ブラックライト)を使用して蛍光性の鉱物を探していたときに、ひときわ明るくオレンジ色に輝く小石を見出した。その小石は、ミシガン州アッパー半島のルース郡とチッペワ郡のスペリオル湖岸で採集され、アッパー半島に住む人々の愛称である「ユーパーズ(Yoopers)」を由来として「ユーパーライト(Yooperlite)」と名付けられた。「Yoopers」自体はアッパー半島の略称である「U.P」が転訛したものである。また、カリフォルニアの地質学者であり蛍光性鉱物の収集家でもあるゲイブ・レイナ(Gabe Reyna)が、含まれる蛍光性鉱物が方ソーダ石(sodalite、ソーダライト)であることを明らかにした。
アメリカのミシガン州にあるスペリオル湖岸という所から採取されるこの鉱石。
場所はざっくりいうとここらへんです。遠いですね。
見た目は河原にあるような花崗岩みたいですが、光っているとまるでラピュタの飛行石のように美しく輝くユーパーライト。
紫外線を当てることで蛍光物質の方ソーダ石が蛍光励起と呼ばれる仕組みで光っているようです。
スペリオル湖岸ではユーパーライトの採取ツアーも行われており、ほぼ全員が見つけることが出来、約5500円で参加することが出来ます。
ユーパーライトが欲しい!購入したい!
オレンジに光るカッコいい鉱石ユーパーライト。ブレスレットとかにして光らせるとかっこいいですね。
ユーパーライトは別にアメリカミシガン州だけで採取できるものではなく、意外とどこでも採取することが出来るようです。
暗い中で河川敷のような石のたくさんある場所で紫外線ライト、ブラックライトを当てつつ散策すると見つけることが出来るかも?
実は結構市場でも流通しているようで、ネットショップでも購入することが可能です。
もし日本で大量にユーパーライトを見つける場所を見つけることが出来れば、それを使って一つのビジネスになるかもしれませんね。