まぁよく漫画などで見にする、マッチョなキャラが筋肉で刃物や銃弾を受け止めるシーン
さすがにそこまでは無理だと思いますが、では一体筋肉はどれくらいの硬さなのか?
銃弾は無理でも木ぐらいの硬さまではいけるんじゃないのか?
調べてみました
筋肉の硬度について
筋肉の硬度を調べてみます
普通に考えて、竹串がギリギリ刺さらない硬さでしょうか
色々と調べてみた結果、腓腹筋内側頭(ふくらはぎ)の筋肉の硬さが 2.99-27.0[kPa]
kPaというのはキロパスカルの略です、主に圧力に使われている単位ですね
まぁこれだけ見ても分からないので、筋肉以外のもので比較しますと
大腿骨(太ももの付け根の骨)が19.1[GPa]
単位がギガになってしまいましたね。キロの1000倍なので単純計算で筋肉より707倍硬いです
骨は包丁でも切れませんしハンマーでものすごく叩かないと砕けないですから、筋肉より圧倒的に硬いのは妥当なんじゃないでしょうか
もし筋肉が骨並みに硬かったら身動き取れないですよ
筋肉と同じくらいの硬さの物は
では筋肉はもうちょっと現実的にどこらへんの物と硬さが一緒なんでしょうか
ギリギリ筋肉と近そうな硬さの物を見つけました
それは発泡ポリエチレン です
皆が知っている肉とか魚がパッケージされているあの白い発泡スチロールではありませんよ
こんな感じ。主に梱包用のクッション材として利用されているものです。こんな柔らかいものが筋肉と同じ硬さなんでしょうか、筋肉の方が勝っている気がしますが
発泡ポリエチレンの硬さは33-140[kPa]
筋肉と同じくらい、あるいは筋肉よりも少し硬い程度でしょうか
発泡しているやつと筋肉を比較するのも難しいですが、素材そのものの硬さの比較としては発泡ポリエチレンに軍配が上がりました
ということで、筋肉は梱包材ぐらいの硬さということです
たしかに筋肉を梱包材にしようしたら、筋肉傷つきそうですよね、筋肉を発泡出来れば話は別ですが
それに筋肉の上には脂肪や皮膚があるので、いくら筋肉を鍛えても体表面は傷ついてしまいます
悲しいがな、ちょっと残念ですね
まとめ
筋肉は梱包材程度の硬さしかないという残念な結果でした
固いというか、逆にクッション性があってやわらかいという感じですね、たしかに筋肉には柔軟性もあるし木ぐらい硬かったら日常生活に支障がでそうですもんね
筋肉の上に皮膚や脂肪があるので直接触るということは出来ませんが、もし直接触ってみても・筋肉に力を入れたとしても意外にぷにぷにしているかもしれません
我々人間は人間以上に筋肉を持っている動物の肉を食べたりしています
食べれるということは歯で噛める程度の硬さな訳ですから、いくら力んで筋肉を固くしても、たまにある固くて食べ辛い焼きすぎたステーキ程度の硬さにしかならないのでしょう
しかし、筋肉自体が柔らかくても、筋肉量を多くし層を厚くすれば相対的に硬度は上がると思います
筋肉の硬さで大事なのは質ではなく量だ!レッツ筋トレ!