宇宙のロマンを語る上で欠かせないのが暗黒物質(ダークマター)
暗黒という中2心をくすぐるカッコいい名称、そして詳しくは解明されていないという未知へのロマン、ダークなマターというストレートな名称
機材も専門知識も無い個人が調べてどうこうなるものではありませんが、それでも分かる限りの物事を調べていこうと思います
もしかしたら偶然ダークマターを解明出来てノーベル賞的なものを貰える可能性も…?
目次
暗黒物質(ダークマター)とは?
この広大な宇宙を構成する物質やエネルギー等の中で、人間が観測・確認できている割合は約5%程度だと言われています、まずそれに驚きです
人間は周期表で色々な元素を暗記したり、電磁波や赤外線、熱や光、はてには放射線等の目に見えないものまで人間はそれを理解し、使いこなして今の便利な現代があるわけですが、それでもまだ宇宙の5%のものしか分かっていないということになります
分かっている5%を除いて残りの95%のうち、約25%がダークマター、約70%がダークエネルギーとなっています
ダークエネルギー、初めて聞きましたね。ラスボスが使いそうな名前です
ひっくるめて説明しますと、ダークマターというのはまだ解明されていない謎の物質だということです。これだけ現代科学が進んでいても、まだ5%しか解明出来ていないのですね
ダークエネルギーは置いておいて、なぜ残りの25%のダークマターは解明出来ていないのか?なぜ解明出来ていないのにダークマターという物があるのが分かっているのか
そこには重力が関係していきます
重力があると物や光は重力がある方向へ吸い寄せられていきます、ブラックホールは重力が凄すぎて光すらも飲み込んでいるというのは有名な話です
1970年代後半に、光では観測できないが重力を感じる物質の存在を立証しました。非常に重い物質(すなわち大きな重力)があると光が曲げられる、という「重力レンズ効果」からもダークマターの存在を示す証拠が得られています。
つまり、目では見えないけど重力を持っている”何か”があるというのは確認できているということです。結局見えないからわからないのでダークマターと呼んでいるのです
暗黒物質(ダークマター)の特徴
一体ダークマターがどんなものなのか、観測できない以上どんなものなのかは解明されていませんが、逆に観測できない理由から以下の特徴があると推測されています
・人の目には見えない
・電荷を持っていない
・重さを持っている
・安定している
目に見えない時点で認識できるハードルは上がりますよね
江戸時代の人が放射線が何のことなのか分からないように、現代の人間がダークマターを確認できないのはその観測出来る機材が無い
又は猫が電波という概念を理解出来ないように、人間が理解できる範疇を超えている
というものなのかもしれません
また、ダークマターというのは私達が今いるこの場所の空気中1リットルに対して約1個ほど存在しているらしいです
つまりダークマターはいつだって目の前にあるのです。でもそれを立証できない、もどかしいですね
このダークマターを立証し、使いこなすことが出来れば漫画でよくあるような重力使い系の能力を思いのままに出来るかもしれません
ダークエネルギーとは
なんでもダークって付ければいいと思ってるんでしょうか
ダークマターよりも多く宇宙を占めているダークエネルギー、この世界の7割をダークエネルギーが占めています
今も膨張を続けている宇宙、その膨張する理由はダークエネルギーなのではないか、宇宙の始まりビックバンもダークエネルギーが関係しているのではないか、等の様々な説があります。
しかし測定・観測・検出出来ない、無い無い尽くしからただの理論とされています
広大すぎる宇宙の果てにある地球に住む人間が、たかだか100年200年で全宇宙を解明出来るなんてのは無理なのかもしれません、もしかしてもっと何億年も前から地球人よりも宇宙を理解した生物が今の宇宙をつかさどっている可能性もありますね
明日会社に行きたくないという心にのしかかる重さ、これもダークエネルギーなのかもしれません
まとめ
ダークマターやダークエネルギー等についてさらっと調べてみましたが、結局分かったのは宇宙がヤバいということです
常々思うのは、顕微鏡や電子顕微鏡でいくらでもミクロな小さい世界があるのに、なぜ宇宙という果てしなく広い世界もあるのかということです
もしかしたら自分の手のひらの中にも小さい宇宙があって、そして今いるこの世界も誰かの手のひらの中にある宇宙で無限ループしているのではないかとたまに思います
最期に動画で暗黒系のものについて動画で分かりやすく説明しているものを見つけたのでご紹介します