動画サイト等で演奏してみた系を見ているといつかしらお目にかかるかかる「Canon Rockを弾いてみた」
ギターだけに留まらず、ピアノやドラム、その他様々な楽器でカバーされている人気っぷりです、今回はそんなカノンロックについて調べてみます
そもそもカノンロックとは?
『カノンロック』(Canon Rock)は、台湾の音楽家・作曲家であるJerryC(ジェリーシー)による『ヨハン・パッヘルベルのカノン』のネオクラシカルメタルアレンジ作品である。JerryCがこの曲を演奏するビデオをオンラインに公開した後、インターネットで有名になった。この演奏は新聞、雑誌、テレビ番組で特集された。[1]『カノンロック』はYouTubeやGoogle Videoなどの様々なインターネットコミュニティにおいて数多くカバー演奏されている。このアレンジ作品は2週間で作成された。
JerryCはアマチュア演奏家に『カノンロック』を指導している。
台湾の方がクラスチックBGMのカノンをロック調にアレンジしたことから始まります
まず原曲ともいえる『ヨハン・パッヘルベルのカノン』はこちら
結婚式や卒業式、高級レストランのバックで流れていそうな感じですね。誰でも人生で何回かは原曲やアレンジ曲を聴いたことがあるんでしょう
そもそも「カノン」というのは名称ではなく、様式の名前です
クラシックとか、ジャズとか、JPOPとか、そんな感じです
「ヨハン・パッヘルベル」というのは人名です。1650年頃のドイツ生まれのオルガン奏者の方をしている名前ですね
山田さんが作ったジャガイモ、みたいな感じで、『ヨハン・パッヘルベルのカノン』という名前になっているわけです
そんなカノンをロック調にアレンジしたJerryCさん、その動画をYoutubeにアップする所から始まります
力強い演奏と美しいカノンの旋律、さらに本人から公式で譜面やバックBGMが配布されることによってカバーは爆発的に増えていきます
様々なカノンロックカバー達
以下では有名なカノンロックカバー達をご紹介します、それぞれの動画に個性があって面白いです
カノンロックカバーで一番再生されている動画です
個人的に好きなアレンジ、技術・顔・音などが素晴らしいです
日本人が75人で変わる変わるの演奏を行っています。
こちらはエレクトーン、両手両足を使ったすさまじい技術力です
こちらはドラムカバー。女性なのに力強い音と楽しげなプレイが気持ちいいですね
更にここからは珍しい楽器(?)でカバーしている動画もご紹介します、コメント付きだとなお面白く見れます
電卓で演奏するというまず常人では思いつかない発想
おもちゃのピアノで後半は超絶プレイで流れが変わります
マリオシーケンサというスーパーファミコンソフトでもカバー
更には定規で弾いて演奏という人も
最終的には体一つで(手おなら)で演奏という人も
なぜこんなにもカノンロックがカバーされるのか
なんでこんなにも多種多様なカバーがされているのか考えて見ます。考えられる理由としては
・『ヨハン・パッヘルベルのカノン』自体の認知度が高いから聞きやすい
・そもそもクラシックなので著作権が無い
・譜面やバックBGMが公開されているので、すぐにカバーが出来る
・カバーのアレンジ具合で色々な個性が見れる
・演奏が前半は簡単で、後半が難しいので練習用としても使われている
・純粋に曲がカッコいい
という感じです。世界的に有名なクラシックが元ですから認知度は抜群に高いのが一番の理由かもしれません。