この冬の寒い時期、猫バンバンを心がけようという活動が話題になっています。
猫バンばんという単語は耳にするけどそれって一体どういう意味なの・・・?
猫バンバンだから、猫をバンバンするっていうこと?でもそれって虐待的な…?どんどん分からなくなってきたので、さっと調べてみます。
猫バンバンの意味とは
猫バンバンとは、車の隙間に猫が入っていたら追い出すようボンネットをバンバン叩く事を指します。
なぜそんなことをするのか、普段全く車に乗らないし持っていない私には不思議でしたが、猫が暖かさや日陰、潜む場所を求めて車のエンジンルームなどの隙間に入ってしまう事があるそうです。
確かに猫って狭くて暗い所が好きですよね、よく野良猫が車の下へ逃げ隠れる所を何度も見たことがあります。
万が一猫がエンジンルーム内にいたままエンジンをかけ走行してしまった場合、いわずもがな惨事になることは間違いありませんし、車の故障の原因にもなります。何よりも気分が悪いですよね。
猫の為にも、ドライバーの為にもお互いに「猫バンバン」というのは大事な行為であることがわかりました
冬といえば猫バンバンの季節!エンジンの熱で暖を取るニャンコを守るために始動前にボンネットを優しく叩きニャンコに知らせるのです。 pic.twitter.com/o7yybonzSP
— スカイ (@to_that_sky) January 1, 2020
この子野良で寒くて車に潜ってこうなった。
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この子は車のエンジンルームにいて両足を切断しました。
でも、この子はまだラッキーな方です。現場が猫保護のNPOの近くだったから。
やはり、車のエンジンをかける前に猫が居ないかどうか確認することは大切です。#猫バンバン pic.twitter.com/sm5F1XwA0t— KAORI (@bonjourbonjour4) 2019年1月10日
うちの猫もエンジンルームの中にいました。
自動車整備士をしている父が、お客さんの車の中にいるのを見つけて保護しました。
生後2ヶ月ぐらいで、片足は火傷で真っ赤にになり腫れ上がっていました。
放っておけず、うちの子になりました。#猫バンバン#エンジンルームの確認
をしてほしいです🐈🐾— あきはるっち (@akiharu040514) 2019年1月17日
実際エンジンルームに猫が入っていたという報告は時たまTwitter等でも見かけるようですので他人ごとではありません。また冬だけに限らず、夏は暑さを避けるために車の下に入ったりすることもあるそうです。たしかに日陰の金属って暑いときに涼をとれるので猫が入ってしまうのも頷けます。
特に利用頻度の低い車は猫が住処にしてしまうこともあり、繰り返し中に入ってしまう事もあるそうでなので、久しぶりの車は猫バンバンが効果的だそうです。
そもそもエンジンルームに猫はいったいどうやって入っているのか、車にあまり詳しくないので調べてみると、車の下からエンジンルームに僅かに隙間があり、そこに入ってしまうそうです。
車には全く詳しくないので、エンジンルームは下の裏部分から繋がっていることをこれで初めて知りました。しかしエンジンルームまでの隙間は小さく、入ってくる猫は大体が子猫であるそうです。
自動車メーカーの日産でも、猫バンバン活動の推進の為にこういった啓蒙動画を投稿しています。猫ちゃんがかわいいい…
日産自動車は、猫も人も安心して過ごせる社会のために、「#猫バンバン」を応援していきます。 寒くなると街の猫たちがエンジンルームやタイヤの間に入ってしまうことがあります。 気づかずにエンジンをかけてしまった…そんな悲しい事故を防ぐのが、猫バンバン。 #猫バンバン プロジェクトに賛同して下さった皆さま、 そして実際にご経験された皆さまから沢山の動画をご提供いただき、#猫バンバン ムービーを作りました。 日本中で、#猫バンバン がどんどん広がっています。 この映像を通じてさらに活動の輪が広がり、多くのちいさな命が救われますように。
猫への愛を感じるほっこりとした動画ですね。
及び日産の公式サイトでは、この猫バンバン活動を形どったモチーフロゴの配布も行っています。
猫バンバンを忘れないように、このロゴをプリントアウトして自宅の駐車場に貼ったり、エンジンをかける前に目につくところに貼っておいて、心がけるといいかもしれません。
また、猫バンバンをしている時間がなく急いでる場合には、車のドアを少し強めに閉めて猫を驚かせる方法もあるようです。
どちらにせよ、お互いに嫌な思いはしたくないでしょうし、余裕がある人は是非やっておきたいですね。