約2週に渡った実験もようやく後編です、前回・前々回の記事はこちら
早速中編からの経過を見ていきましょう
目次
実験9日目
9日目の写真です。右が音楽を聞かせている豆苗、左が普通に育てている豆苗です。
ここまで育つとあからさまに音楽を聞かせ続けていた豆苗のほうが育っているのがわかります。
写真では分り辛いですが、茎の太さも音楽を聞かせている豆苗のほうが太い気がします
実験10日目
どんどん茎が伸びていくのがわかります。豆苗の成長速度すごい早いですね
音楽を聞かせている方の豆苗はしっかりと上に向かって伸びていますが、音楽を聞かせていない豆苗の一番長く育っていた茎が自重に耐え切れないのか倒れてきました
音楽を聞かせている豆苗の一番長い個体は音楽を聞かせていない豆苗の一番長い個体に比べてもさらに長いのに頑張って倒れないように耐えています
実験11日目(最終日)
最終日の写真です。見ても分かるように、左の一番長かった豆苗も倒れてしまいました
右の音楽を聞かせている豆苗は倒れることなくさらに上を目指して伸びているのがわかります
また長さの平均についても、右の豆苗のほうが左に比べて長く成長しているのがわかります
実際の成長の差としてはぱっと見で約1.4倍程度でしょうか
収穫~実食
何本か成長がよかった豆苗の収穫を行いました。今回はハサミというツールで収穫しています
収穫した豆苗のアップ。左のほうが1本多く収穫してしまったようです
長さに関しては収穫する際のカット位置で差異が出るので参考にはなりません
茎の太さは同じくらいでしょうか
生のまま食べ比べしてみる
気になる味の違いがあるのかどうかを検証します
本当なら水分量とか成分の違いとかを出したいですが一般家庭では調べられないので私個人の味覚の感想になります
音楽を聞かせていない豆苗…「味しないな…青臭っ!」
音楽を聞かせ続けた豆苗…「味しないな…青臭っ!」
結果からいうとどちらも同じ味・食感でした。双方もやしを生で食べた味とよく似ています
食べた後に口の中に残る青臭さがすごかったです、あまり豆苗を食べないもので、一体どう調理したら美味しく食べられるのでしょうか
調理してから食べ比べてみる
文明のある人間という生き物ですので、食べやすいよう豆苗をフライパンで蒸し焼きにします
条件に差が出ぬように、どちらも同じ火加減で同じ時間だけ加熱を行います
また味についても差がつかぬように塩や味の素などの調味料は一切使用しません
また、今回調理に使用したフライパンはフレーバーストーンというフライパンで何度使用しても焦げ付かない素晴らしいフライパンです
調理に油を一切引かなくても焦げ付かず、テフロン加工とは違い現在半年使用していても一切くっつくことのない素晴らしいフライパンです。掃除も水で洗い流してさっとスポンジで吹くだけで綺麗になりますので是非一度お試ししては如何でしょうか
デメリットとしては、糞重いということです
ダイレクトテレショップ フライパン レッド 直径24cm IH対応 油いらず 焦げ付きにくい
話がズレてしまったので戻します
こちらが愛情をこめつつ蒸し焼きが終わった豆苗です。左がノー音楽、右がイエス音楽の豆苗です
早速双方を食べ比べてみます、こちらも私個人の感想になりますので大して参考にはなりませんのであしからず
音楽を聞かせていない豆苗…「味がしない、まだ青臭いな…」
音楽を聞かせ続けた豆苗…「味がしない、まだ青臭いな…」
といった感じでした。生のシャキシャキ感と青臭さが減っただけで味に違いはありませんでした
同時に愛情をこめれば料理は美味しくなるという説の反証にも成功しました
豆苗はラーメンとかに入れたら美味しいんじゃないでしょうか(適当)
最終まとめ
約11日に渡る実験でしたが、結果は過去記事から当記事を見ていただければ分かります通り
音楽を聞かせている豆苗の方が多く発芽し、大きく育った
という結果になりました。味は同じでした。
結局なぜ音楽を聞かせ続けた豆苗のほうがよく成長したのかという理由についてはやはり専門的な機材や知識が必要なので個人では分りません。結果こうなりました
推察されるのは、音楽による空気の微振動が植物の生長を促した という線でしょうか。結局試行回数が1回だけなので何度もやらないとわからないですね
今回は24時間ずっと「モーツァルト」を聞かせていましたが、ではそれがMetallicaだったら?葉っぱ隊だったら?というように結果が違うかもしれません
夏休みの自由研究にはいいネタかもしれません
次は果実などの大きさでわかるような植物で実験しようかなと思います