というわけで、学生時代から毎日お風呂に入ってシャンプーしてもなぜか乾いたフケが出る私。顔や足も乾燥して薄い皮膚が白くはがれてしまいます。
乾燥する時期になると学生服やスーツの襟にフケが降ってきて目立つ…そんな悩みを抱えつつ、どうしたらいいかわからず漠然と何もしてきませんでした。
社会人になってから本格的に悩むようになり、本当に何年間も改善方法を調べ試し、結果的に下記の方法で改善することに成功しましたので、その方法を備忘録としてネットの海に記したいと思います。
目次
方法1 お風呂の給湯温度
第1に乾燥性皮膚炎・乾燥肌というわけで、肌が乾燥しているわけです。
乾燥しているというのは、何かしらの理由があって肌にダメージを受けた正常じゃない皮膚だから乾燥するのです。特に皮膚が薄い部分はダメージをうけやすく、乾燥もしやすくなります。
そのダメージを受ける理由の1つとして考えられたのはお風呂の温度です。
あまり熱い温度で風呂に入ると肌にダメージを受けます。熱湯風呂はいると体真っ赤になりますよね。お風呂の温度ってこれこそ個人差によるので気づきにくい部分とは思います。
お風呂の温度は一般的に38度~40度が平均だそうです。特に乾燥する冬は寒いので少し熱めのお風呂に入ってしまいますよね。各家庭によって給湯機は違うし、その給湯器が本当に設定した温度で出ているかどうかはわかりません。
だからとりあえず、いつものお風呂の給湯温度を1~2度下げました。
私の場合いつも41度でしたが、40度または39度に変えました。最初は物足りなかったけど慣れました。やっぱり皮膚が薄い部分には熱すぎたのでしょう。
これにより、私は乾燥肌の面積が減りました。背中や足も乾燥して白くなっていたり、かゆくなっていましたが、その後乾燥するのは特にデリケートな頭皮・顔の部分のみになり、程度も若干改善しました。
またお風呂つながりで、お手軽で手っ取り早く実践しやすいのは、お風呂の時のシャンプーやボディソープを変えるということです。
ネットで調べると、乾燥した人向けのシャンプーや方法もたくさん出てきます。
コラージュフルフル、ミノン薬用シャンプー、湯シャン、等々…。
こういった商品は地味に高いんですが、毎年ドラックストアやネットショップで良さようなものを見つけては試しました。が、結果からいうと効かなかった・効果がありませんでした。
もちろん使用するのもいいと思いますが、個人的にはシャンプーやソープ変えたとて乾燥はなくなりません。
まずはお風呂の温度を1度・2度下げることから始めるのがお手軽で効果的かつ経済的です。
方法2 お風呂の中で保湿クリームを塗る
お風呂で温まった後、ポカポカのままお風呂を出ますよね。寒いときは湯気が出ていますよね、それ肌から水分が出ていってますよ。
その瞬間から元々ダメージを受けていてスポンジのような肌から、水分がどんどん蒸発していきます。
急いでお風呂からでてタオルで拭いて保湿クリーム的なのを塗るのでは遅いのです。
というわけで、通はお風呂の中で保湿のクリームを塗ります。お風呂の高温多湿の中ではまだ肌の水分蒸発は少ないので、少しでも乾燥する前に保湿クリームを塗れるので、もう保湿クリームはお風呂の中に常駐しておいてください。保湿クリームは正直何でもいいと思います。水っぽい奴は蒸発しやすいので、ある程度粘度さえあればいいです。
私がいろいろ使ってみて最終的に落ち着いた保湿クリームはこちらです。ドラックストアにも売っています。
お風呂に入る→お風呂の中で全身を拭く→保湿クリームを乾燥の気になるところに塗りたくる→お風呂から出る
というわけです。お風呂の中でクリームを塗っておくというのが大事です。お風呂の外で塗るのでは遅いんです。
方法3 お風呂から出たらすぐ乾かす
こちらは特に言われている有名な話ですが、特に頭皮のフケに対してはまぁまぁ効果的です。改善とまではいきませんが。
お風呂から出たら、すぐにタオルで体の水分をふき取り、ドライヤーの熱すぎず冷たすぎない強風ですぐに髪の毛・頭皮を乾かしてください。
頭皮が濡れたままだと良くない雑菌が繁殖するし、大事な皮脂も水分と混ざってしまいます。
よくおしゃれな家にあるダイソンの高いドライヤー、確かに風力すごくて髪すぐ乾きます。
別に安いドライヤーでも乾くならなんでもいいです。とにかく濡れたまま放置するのが頭皮にダメージがあるので、根本的な治療としてすぐ乾かすようにしましょう。
あと朝シャンするのはやめましょう。寝ている間に分泌された皮脂が朝また洗い流されむき出しの状態のまま一日を過ごして肌にダメージが大きいです。
あと乾燥している部分はあまり触らないようにしましょう。乾燥してダメージを受けている肌なので、触ってフケや皮をはがしても何もいいことはありません、悪化するだけです。乾燥してかゆくなって搔きむしってしまうこともあるかもしれませんが、それによって治ることはなく悪化するだけです。
方法4 部屋の湿度を確認して加湿する
せっかく保湿クリーム塗ったり乾かしたりケアをしていても、その後家で過ごす・寝る室内が乾燥していたらそのうちあなたも乾燥します。
肌が弱い部分から水分は失われ、肌はまたダメージを受けていきます。お部屋を加湿しましょう。
ここで大事なのは、まず部屋の湿度を確認するということです。湿度計や湿度を確認するものがない場合は、湿度も表示される時計を買ったり、加湿する際に湿度が表示される加湿器を買いましょう。
肝心の加湿器ですが、大きく分けて3つ存在します。面倒くさいですが、これは覚えておかないと損します。
・加熱式
・超音波式
・気化式
加熱式は単純に高温でお湯を作って水蒸気を放出するやつです。ストーブにヤカン置いてお湯わかす仕組みと一緒です。加熱式タイプはたくさんの水蒸気を出すので一気に湿度をあげられます。
高温で蒸発した蒸気はちゃんと空気に混ざり、循環してくれ加湿されます。
でも電気代も高くなるし高温の蒸気が出るのでペットや子供がいる環境ではちょっと厳しいです。NGですね。あと湿度コントロールが出来ないと、加湿し過ぎで窓が水でビショビショになりますよ。
超音波式は、水を超音波で叩いて水粒子を無理やり空中に出す仕組みです。霧吹きみたいなもんです。よくドンキや家電量販店で売ってる安くておしゃれな加湿器は大体これです。スイッチ押した瞬間に見た目にも白い湯気のようなものが出てきて、ドライアイスのように下に溜まるように煙がでてきます。これの最悪な点は、使っているうちに汚れや雑菌が繁殖するのですが、それごと空中に放出してしまう不衛生な所です。あと放出する粒子が荒く大きく、部屋の下に白い煙がたまっていくだけで、あんまり加湿されずに床が湿ってしまう点です。ちゃんと空気に溶け込まずにただ霧吹きで水撒いているのと変わらないのでNG。
気化式は私個人の中ではとてもおすすめです。大気中にちゃんと溶け込める範囲で水分を蒸発させてくれます。
気化式にもいろんな商品がありますが、大体はタンクに入れた水を細かく網目状になったフィルターにしみ込ませ、そこに風を当てて自然に蒸発させた潤った空気を出して加湿するという仕組みです。電気代もかからず、ペットや子供でも安心、無理やり蒸発させていないので加湿しすぎるということもない、一番理にかなった加湿方法かなと私は思います。そんなに蒸発するか?と思いますが乾燥していると1日でタンク空になるほど(4リットル)水が蒸発しています。
私が使っている加湿器はこちら
ちょっと高いですが、高いだけにやっぱりしっかりしています。
こういった加湿器でお部屋の湿度をコントロールしたり、他には観葉植物をたくさん置いたりするのも僅かに効果があります。
とにかく過ごす部屋が乾燥していては意味がないのです。面倒くさいですが、乾燥している時期は加湿をしっかり行いましょう。
というわけで、4つに分けて私の乾燥対策を記しました。
ここ10年で学んだこととしては、ちゃんと対策をしていれば乾燥しないということです。というか乾燥させなければ乾燥しないのは当たり前なんですが。。
特に頭皮の乾燥フケは苦労しましたが、この4つの方法でフケは出なくなりました。たまにドライヤー忘れや部屋の乾燥だったり、手で掻いたりして復活することはありますが。。
顔も乾燥して白っぽい粉が噴いたりと悩んでいましたが、特に方法1.2は効果的でした。お風呂関係が大事ですね。
そしてもう1つ個人的に思ったのは、「乾燥肌は治らない」ということです。
方法1~4をしていれば、そのうち肌が正常に戻って乾燥しない・フケが出なくなるのかという話になるのですが、そうではなかったです。
結局ケアをしないと乾燥し、症状が出てしまいます。要はもともと肌が弱いのです。だから乾燥肌なのです。
お風呂の温度を下げてダメージを減らせど、乾燥する部分は乾燥するのです。。諦めて方法1~4を慣習化しましょう。。。