卵パックやダンボールを使って自宅で防音室は作れるのか?防音効果は?

 

アパートやマンションなどの集合住宅や、一軒家同士でも問題になる騒音問題

日本の狭い住宅事情では切っても切り離せない問題で、歌を歌ったり楽器を弾いたり音を出すような趣味や仕事を持っている人には切っても切り離せない問題です。

最初から防音対策が施されている家や部屋に住んでいる人はほんのわずかでしょう。現在はコロナの影響もあり、オンラインでの飲み会や打ち合わせ等、声を出すシチュエーションも増えていると思います。

そんな中、今ちまたで噂になっている防音対策として、「卵パックを敷き詰める」「ダンボールを敷き詰める」「押し入れを防音室にする」「防音箱を作る」という手法が話題になっています。

一体どれがどれだけ防音性があるのか、見ていきたいと思います。

卵パックで防音室は作れるのか?

このように、卵パックで防音を施している人もいらっしゃるようです。紙タイプの卵パックは100%再生紙で作られており、軽量で中に気泡が含まれているため、非常に安価に防音を行うことが可能です。

こうやってお店で買うと高いですが、飲食店や屋台のゴミからもらうこともできますし、より安価でオークションサイトやフリマサイトで販売されています。

部屋中を覆いたいのであれば、それなりに量が必要となるのでこういった卵パックも悪くないのかもしれません。

バンドのWANIMAも学生時代は卵パックで防音していたと話題になりました。

では卵パックを貼るだけでどれくらいの防音効果があるのでしょうか。調べてみると

    • 簡易的な壁で部屋を仕切り、卵パックを貼り付けるだけの施工で、同室内は-20dB、壁を隔てた別部屋では-30dB以上の減音効果が出た。

実践した人たちの動画を見ていきましょう。

 

たしかにある程度は防音性があるようです。とにかく卵パックでの防音は「費用が安く抑えられる」という点にメリットがあるので、やらないよりはやった方がいいという対策でしょう。卵パックだけでの防音室というのは厳しいです。

防音・吸音材は高いので、部屋中に敷き詰めるとなると結構なお値段がかかります。卵パックが大量に手に入る方はお勧めします。

ダンボールでの防音室は作れるのか?

ダンボールも先ほどの卵パック同様、クッション材として用いられる原料が紙の素材です。

こちらは実際に試した人がみてみましょう。

housepublishing ブログ ダンボールで吸音材をつくる試み【連載 その5(完結編)】

このように、ただダンボールを壁に貼るのではなく、それ用の厚みのあるダンボールに防音シートを織り交ぜた小屋構造であればこれはもう防音室と言っていいほどの効果がありそうです。

こういった厚みのあるダンボールですね。通常の防音材に比べれば安いのです。

湿気も吸ってくれるので、楽器等は安心してこの中に置けますね。

ただはやり紙なので、湿気を吸いすぎたり、水をこぼしたり、猫がいると大変なことになってしまいます。

しかしビアノや大きな楽器、体を動かして音を出すような場合はこういった形が一番おすすめです。

クローゼット・押入れを防音室に改装する

クローゼットはいわば部屋の中にある部屋。

「うっせぇわ」で人気の歌手「ado」さんも、防音対策を施した自宅クローゼットで録音や練習していたとして話題になっています。

クローゼットでやるメリットは、部屋の中にある部屋なので最初から防音性能が高くなってるという点。

そして部屋に比べたら狭いので、逆に高価な防音材でも量が少なくて済むという点です。

ドラえもんのような、上下で仕切りがついている押し入れタイプや、クローゼットタイプだとしても大きな楽器は難しいかもしれません。

クローゼットの中に先ほどのダンボールや卵パックを張り付けたり、一番音が当たる・響く部分にだけ吸音材を使って、他はダンボール…という手もありです。

またはこういったが大掛かりなDIYは面倒・またはクローゼットが無い部屋でも、市販されている防音ブースを買えば簡単に防音室が手に入れられます。

お値段は多少高くなりますが、組み立てるだけで簡単に部屋に防音ブースを作ることが出来ます。

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防音箱を作り、音の発生源だけを防音する

声を発するのであれば、マイク部分だけ。ギターを弾くのであれば、アンプだけ防音を施せばいいという考え方の防音方法もあります。

DIYで箱を作り、中に防音材と機材をいれるだけ。クローゼットよりも更に費用は安く抑えることができます。

自宅で騒音を発生させる3Dプリンターや、その他工具、マシンなどの防音対策としても使えそうです。

こちらはコンパクトなので、費用も手間も一番少なくて済む方法といえるでしょう。

 

以上様々な防音対策を紹介しましたが、一番家の環境・構造と予算にあった最適な防音方法を選んで、心置きなく音が出したいものです。

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