市場に出回っている「サイダー味」「ソーダ味」「ラムネ味」等等・・・・
コーラならコカの実から、ファンタならオレンジやぶどうから、ではソーダやサイダーは一体何からできているのか?
並べて列記すると、ソーダもサイダーもどれも同じような味に思えるのですが、ラムネは少し違うかな?という印象です。
結局この3種類は何が違って何が原料なのでしょうか。それぞれについて、一体何なのかを突き止めます。
目次
ソーダ味って結局なんなん
よくお菓子やアイスなんかにある「ソーダ味」。
このソーダという言葉は、英語由来のsodaからで、日本語の意味は「炭酸」。
それ以上でもそれ以下でもない、ただの炭酸味という意味です。
つまりお菓子やガリガリ君にもあるソーダ味というのは、炭酸味だということです。なので多少なりともシャワシャワする感じはないといけないということですね。
ということで、分類上はコーラもペプシも炭酸水もビールも「ソーダ」となります。
さらにソーダにはソーダエキスという香料があり、この匂いが日本のソーダっぽさを演出しています。
⇒こういう所で販売しています。
実質日本でいうソーダ味とは、このソーダ香料を使っていて炭酸があって甘い。という共通認識のみとなります。
サイダー味って結局なんなん
元々はciderサイダーはリンゴ酒を指す英語であり、それが世界の英語としてはもっとも標準的な用法であるが、北米ではciderという語がリンゴをはじめとして果物類を砕いて絞った果汁、非発酵のもの、を指すためにも使われるようになり[3](ただし、あくまで本物の果汁の飲料を指している。正しい英語では、果汁を含まない飲料は指していない。)不明瞭な歴史を経て(→#歴史の節参照)日本語で上述のごとく砂糖とクエン酸と香料が加えられた炭酸飲料を指すようになった。
(日本語で、当初)林檎系の香味が付くもののみを指していたようだが、現在はリンゴに限らずさまざまな果物の香味が付くものを含め、アルコールを含まない無色透明の炭酸飲料の総称として用いられている。 wikipedia サイダー
元々はリンゴを原料とした酒だったようです。
色々と経緯はありますが、つまるところ日本では砂糖とクエン酸と香料を入れた炭酸飲料を指すようです。
一応区分としてはソーダよりも細かくは決まっているようです。
ちなみにソーダの香料ももちろん売っています。これをソーダに入れて甘くすればサイダーの出来上がりというわけです。
ラムネって結局なんなん
ラムネと言えば、ビー玉が入っている瓶の飲み物が一般的です。あとラムネ味のお菓子も結構ありますね。
ラムネは、玉詰びんに詰められた炭酸飲料のことである(「玉詰びん」の詳細については後述)。「ラムネ」という名称は英語の「lemonade レモネード」が転訛したもの(日本で音が変化したもの)である。別の言い方をすると、ラムネとは「玉詰びん」という特徴ある瓶に詰められた レモネード(サイダー)のことである。実際、サントリーのFAQではラムネとサイダーの違いについて「経年で定義の差は曖昧になり、容器で区別している」としている。
wikipedia ラムネ
こちらは元々レモネードが由来となっているようです。サイダーがりんご、ラムネがレモンですね。
しかし日本では瓶に入っていればラムネ、入っていなければサイダーになるようで、中身は一緒だということです。
ラムネ味というのは、いわば瓶に入っていないのでサイダー味でありそれは分類上ソーダであるというこです。
こう書くとややこしくなるので、図で書いてみましょう。
まとめ
これで実際に違いが明確とまでは言いませんが分かったと思います。
何も知らない状態だと以下の図のようなイメージですが
いちおう分類的に図に表すとこうなると思います。
経年による曖昧化というものは恐ろしいものですが、実際別にみんなと意識が共有できていれば何も問題ないのだと思います。
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