無意識化の中で私たちの脳に刷り込まれているあの曲。
ポッポーポ ポポポ ポッポーポ ポポポ ポポポポッポー
というあの曲。よくスーパーの入り口で流れていることが多い曲です。
ポポーポポポポ
ポポーポポポポ
ポポポポポーポポーポポー
ポポポポポー
ポポポポポー
ポポポポポーポーポーポーポーポーおハオ🐓🐓
— ハオ🐓🐓 (@haohaotopia) November 10, 2020
ネットでも時たま話題になる「ポポーポポポポの曲、スーパーのあの曲」などと例えられています。
一体あれは何の曲なのか?なぜ全国どこでもあの曲が流れているのか?
その疑問はこの1つの答えで解決します。
画期的販促マシン「呼び込み君」
まずみなさんが聞いたことのあるあの曲は、この「呼び込み君」に内臓されているBGMです。
間違いなく「あっこの曲だ!」となりますよね。
なぜこの呼び込み君のBGMが全国のスーパーなどで使われているのか?それには理由があります。
この呼び込み君はただこのBGMを流す機能だけではなく、
■録音した呼び込み音声とBGMの2CHをミックスして再生可能。
■人感センサー搭載で、人が通った時だけ販促。
■ICメモリーで録音するので音質の劣化無し。
■エンドレス再生が可能。
■1日12時間の使用で月額わずか150円程度。
■POP部はLED(半導体発光素子)を使用、鮮やかな光で長寿命。
という多機能であり、スーパーの人たちからは昔から重宝されていたのです。
発売は2000年ごろで、それまではカセットテープなどに録音したもので呼び込み音声などの再生を行っていましたが、カセットは音質劣化が激しく何度も使っているとだめになってしまう、そんなデメリットを排除した当時ICレコーダーという最先端な技術を用いたこの呼び込み君の機能により全国のスーパーに一気に拡大、誰もが聞いたことがあるよなものへとなったわけです。
群馬電機株式会社という決して大手ではないメーカーから作られた製品ですが、そのニーズをついた画期的な商品で、既に4万台が出荷されています。
その群馬電機株式会社では、この呼び込み君の開発秘話なども掲載されています。
今ではそのBGMについて評価が高まり、考察がされています。
友達が教えてくれた『スーパーで流れてるBGMはなんであんなに適当なクオリティなのか』についての真実は、”チープなBGMはいま目の前にある商品をお買い得に感じさせるから” という大変合点のいくものだった(ある会社が一挙に担ってるらしい)。空間デザインにおける音楽の使い方は面白い。
— 仰木日向📚 (@ogihinata) June 11, 2019
このメロディの中には、チープさを表現することでの目の前の商品をお得に感じさせる効果があるのだとか。実際私たちは無意識化の中でそう誘導されていたのかもわかりません。
お値段も2万円前後と決して商業用品としては高くなく、中には自宅用に購入しているかたもいらっしゃるようです。
レビューを見てみますと