簡単に解説、イコライザ(EQ)の仕組みとベストな調整方法とは
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音楽プレーヤーや、最近ではBluetoothイヤホンのアプリ等からでも設定が出来るイコライザ(EQ)設定。

特定の音域を強くしたり弱くしたりすることが出来る、ちょっとしたこだわり要素みたいなものですね。

しかしイコライザ設定をみると、100hzとか1khzとかの表記で、なんとなく少ないと低音で多いと高音という認識しかありませんよね。

今回はそれぞれの周波数のざっくりとした説明をしていき、自分への備忘録として残したいと思います。

こちらのituneのイコライザ画面を元に説明します、多少数字が違っても、数字が近ければ効果はほぼ一緒です。

・32hz
⇒いわゆる重低音と言われるゾーンです、音というよりは、ドンッドンッ!と重低音特有の空気が振動する感じが表現される音域です。集合住宅の上の階の足音みたいな感じです。この音域を上げると空気全体が大きく振動し、胸に響くような振動を与え、カットするとかろやかな感じになります。

・64hz~125hz
⇒低音ゾーンです。ベースの音域はここが当てはまる所なので、ベースやドラムのバスドラム等を強調したり、カットすることが出来ます。あまり上げすぎると箱に入ったまま音楽を再生したような、もさもさした感じになります。

・250hz~500hz
⇒中域です、ボーカルさんの声に大きく関わってきます。上げ下げすることでボーカルさんの声の厚み・強調度合いをコントロールできます。録音した声に何か物足りない方はここらへんを調節するといい感じになります。

・500hz~1khz
⇒中高域です、管楽器やストリングス、ギター等が当てはまる音域です。全体的なオーケストラの明るさ・賑やかさを調整するためにいじる方が多いですね。

・1khz以上~
⇒高音域です。ドラムのシンバル類のシャーンとした音や、金管楽器の高音域などのコントロールが出来ます。強調すれば刺激的な曲に、カットすれば聞きやすい感じになります。

本当にざっくりと説明しました。

人によって好きなEQバランスというのは異なるので、特にお勧めはありません。

低音と高音を上げて中域をカットするドンシャリ設定や、低音が好きな方、低音が嫌いな方等様々ですよね。

元々スピーカーやイヤホンが低音が良く出るものだったり、スピーカー性能によっても設定は変わるので、それぞれお勧めの設定というのは一重には言えないものだと思います。

もっと詳しくみたい人は専門サイトが腐るほどあるので、そちらを見るとわかりやすいですが、設定する上では上記のようなざっくり知識だけ覚えつつ、調整しながら自分の気に入るカスタムを探すことが一番良いと思います。

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