暗所・暗闇ですぐに目を慣らす方法とは
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先に寝ている家族や恋人のために、電気をつけずにこっそりベットの中へ…しかし明るい所から急に暗い所へ移動すると目が慣れずに急に視界が真っ暗に。

視界が真っ暗なので、手探りで進んでものに足をぶつけたり、何かものを落としたりして寝ている家族を起こしてしまう…そんな経験はないでしょうか。

私自身最近そういう経験をしたので、今回は、暗闇にすぐ目が慣れる方法(暗順応)について調べてみます。その前提知識として、目が慣れるというのはどういうことなのかも豆知識として調べてみます。

目次

暗闇に目が慣れるとはどういうこと?

そもそも目が慣れるというのはどういうことなのでしょうか?

暗所にいるとだんだんと見えてくるようになるメカニズム、そして逆に暗闇から明るいと所へ出た時に、最初はまぶしいのに段々と慣れてくるのは一体どういうことなのでしょうか。

人間より分かりやすい猫で見ていきます。

こちらが明るい場所にいる猫ちゃんの瞳。黒目の部分、いわゆる瞳孔がゴマのように小さくなっているのがわかりますね。

 

逆にこちらがあまり明るくない場所にいる猫の目。瞳孔の部分が大きくなっていますね。

猫を飼っている方なら見たことあると思います。人間も猫と同様に、この瞳孔の大きさをコントロールして取り込む光の量を調節して視覚をコントロールします。

暗所ですと、光の量が少ないので黒目を大きくしてたくさん光を取り込もうとする。

明るい所ですと、光の量が多いので、黒目を小さくして光が入りすぎないようにする。

この瞳孔の大きさ調整により適切な光の量を取り込んで視界をコントロールしています。その他興奮時などにも瞳孔が大きくなったりします。

もう少し詳しい話はこちら ⇒目に入る光の量の調節

ということは、暗闇へ移動した際に、瞳孔が大きなっていればすぐに暗所でも見えるようになるというわけです。そういった知識を乗せつつ、では暗所ですぐに見えるようにすればいいのかを調べていきます。

暗闇・暗所ですぐに見える方法とは

本題に入ります。何個かの方法があるので先述の知識を交えつつ紹介していきます。

筋トレする

大体の体の悩みというのは筋トレで解決することが可能です。この暗所での瞳孔のお話も例外ではありません。

この目の瞳孔の大きさを調整しているのは瞳孔括約筋・瞳孔散大筋という立派な筋肉です。

要はこの筋肉を筋トレすることにより、今までよりも早くピント調節が行えるようになるのです。

子供や若い人よりも、ある程度年齢を重ねた人の方が有用な方法ですね。気になるその筋トレ方法はこちら

1.目を瞑った状態で、スタンドライトや蛍光灯等の光源を感じます。
手で目を覆って光をシャットアウトして、視界を暗くし光を感じないようにします。
3.覆った手を外してまた光を目を瞑ったまま感じます。これの繰り返し

要は明るい・暗いを繰り替えすことです。やっていると、目を瞑っていてもジワァ~っと何かうごめくものが見えます。これが瞳孔を調節してる景色なんでしょうか?

特に老眼が出始める年齢層の方は、とても気軽にできる方法なので、習慣的にやってみることをお勧めします。

一度を目を閉じる

一番手軽にでき簡単な方法ですね。

暗所に移動して「あっ!全然見えない!」と感じたらしばらく目を閉じます。秒数としては10~30秒程度。自然に慣れれていくよりも、こちらの方が早く視界が慣れよるようです。

どこにもそれがナゼなのかは記載はありませんでしたが、おそらく暗闇で見続けているよりも目を閉じて更に光をシャットダウンすることによって、より大きく瞳孔を開こうとするので通常より早くなれるのではないでしょうか。

片目をつぶった状態で暗所へ入る

これも理にかなった賢い方法ですね。

暗所に入る前に事前に片目を瞑っておき、片目だけ暗視モードへと先に切り替えておく方法です。

暗所へ入っても一番スムースに切り替えが出来てかつお手軽で簡単な方法ですね。どこかの軍隊でも使われている方法らしいです。

停電などの突発的になものには対応できませんが、豆知識として知っている方がいいですね。

以上3種類の暗所に早く目を慣らす方法を紹介しました。それぞれのケースに合った方法をぜひ試してみて下さい。

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