
日本では約7割の人が利用しているGoogle検索。なんと世界では9割の人がGoogle検索を利用するという圧倒的シェア率。
日本ではおなじみYahoo!検索も、結局Googleの検索システムを利用しているので日本でもほぼGoogle検索が利用されている状態です。
この地球でのインターネット検索は、ほぼ全てGoogleが握っているといっても間違いないでしょう。
そんな世界的シェアをとっているGoogle検索。インターネットで当サイトNotisarry含むホームページを持っている我々たちは、そのGoogle検索に表示される順位が死ぬほど大事となっています。
それはなぜか、PV数=収益数 だからです。
当たり前ですが、たくさん人が来ればたくさん広告収入が入るので儲かります。一概にそうとは言えない事例もありますが、基本的にPV数が多くて困ることはありません。
誰もがGoogle検索を利用したことがあると思いますが、実際に検索後にクリックするページは検索順位の1ページ目の10件程度の中のどれか、もしくは2ページ目ぐらいまでのどれかでしょう。
そう、自分のホームページのPV数や収益を増やしたいのであれば、Googleの検索順位を上げてますは1ページ目に掲載されること、そして1ページ内でもさらに上位の誰の目にも止まる一番上、1位を目出すことが重要となります。
日々世界中の人たちがPVを上げるためGoogleの検索順位を上げようと、日夜ホームページの更新をしたり、SEO対策を行ったり、広告費を出したりしています。
そんな中、不定期に訪れるGoogle検索のコアアップデート。
今まで1位で表示されていた自分のサイトが急に2ページ目以降に…なんてことも。
前置きが長くなりましたが、一体Googleのコアアップデートは何なのか?そしてどういったアップデートがされたのかを調べます。
Googleのコアアップデートとは?
まずGoogleのコアアップデートとは、「コアアルゴリズムアップデート(core algorithm update)」の略称であり、Google検索アルゴリズムのベースとなる部分を変更・修正することです。
Googleさんは毎日のように検索アルゴリズムの細かい修正はしていますが、大規模な修正を別途「コアアップデート」と呼び、その影響で広い範囲での検索順位変動が起こります。
このブロガー泣かせのコアアップデート。事前告知がある時があれば無い時もあります。事前告知は公式Twitter(英語)ですし、アップデート内容は事前には告知されないので実質対策は不可能です。
The January 2020 Core Update is now live and will be rolling out to our various data centers over the coming days.
— Google SearchLiaison (@searchliaison) January 13, 2020
2020年1月13日に告知されたコアアップデートのツイート内容です。
2019年だけで見ると3月、6月、9月の3回。3か月周期での実施となっており、直近ですと2020年の1月にもコアアップデートがありました。
この4回のコアアップデートにより、大規模に検索順位が上がったり下がったりします。
直近で2020年1月のコアアップデート後の反応を見てみましょう。
アプデでテンションとPVが激落ちして数日は現実逃避してましたが、目が覚めました!
何回くらってもGoogle師匠のアプデは刺激的だぜ🙄
けど、そこそこ収益出てからの数ヶ月「ぬるま湯」気分だったのも事実。
また仕切り直してやりまっか〜!#ブログ書け#コアアップデート
— フクシ@月間55,000PVブロガー&中間管理職⭐ (@fuku_fuku777_) January 18, 2020
グーグルのコアアップデート。
過去最大の打撃を受けました( ゚ε゚;)昨日1hで266PVだったのが今日の同じ時間66PV。
オワタレベルかも😭でも、、原因解明→改善を行えばまた復活できる、そう信じてる💡
僕は何度でも甦る😠
僕は負けない😡#ブログ書け#ブログ初心者 pic.twitter.com/kjJU0t4ITa— ちゃっぴー@育毛しつつ人生を楽しむブロガー (@chappilog) January 14, 2020
あれ?
ブログpv3割増くらいに増えてる
9月コアアップデートで大打撃受けた分がそのまま戻って来てるまだわからんけどいまのところは悪くない
— Atusi@メイン凍結につきこちらへ移行中 (@Atusi_2nd_sora) January 14, 2020
キーワード調べるたびに順位違うから、まだコアアップデートの調整が入っているのかな#Google #googleアップデート
— 甘エビ太郎 (@amaebi_taro) January 17, 2020
このように多数のホームページに影響を与えるコアアップデート。一体どういう内容でアップデートされているのか、そしてどう対策をすればいいのでしょうか?
コアアップデートの内容とは
検索順位の変動するコアアップデート。一体どういう内容のアップデートなのか。
毎回アップデートごとにその内容は異なっており、詳細は公表されません。
毎回のことながら、どういう変更内容のアップデートかは公表されず、こうではないか?とユーザー側が予想することしか出来ません。
例えば今回のアップデートでは、ユーザーによりおおよそコアアップデートによる変動が大きく出たサイトのジャンルが分かっています。
2020年1月14日からのコアアプデで、各ジャンルの順位変動が軒並み大きい。
とくに目立つのは以下
・健康/医学
・財務/金融/法律
・就職/転職
・美容/ファッション
・IT総合このように、YMYL系含めて大きなアルゴリズム調整が入った模様。#Google変動 #Googleアップデート #コアアップデート #SEO pic.twitter.com/JUaCgOrXtA
— SEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) January 16, 2020
このように、全体のアップデートではなくおおよそのジャンルに絞られたアップデートの場合もあるようです。
また、ジャンル以外にも他の要素も含まれるのではないかと考えられています。
今回のコアアップデートでSSL対応してないサイトが落ちた疑惑あり。関係ないとこなので深追いして調査してないから真偽は不明だが、割とありそう。あとはこれまでの流れが多少強まった感じですかね。
— 池田一弥@SEOと副業 (@kazuyaikeda1986) January 14, 2020
公表されない以上、憶測が飛び交っていますが、ではこの先のコアアップデートに備えて対策を打つことは可能なのでしょうか。
コアアップデートの対策とは?
先述した通り、コアアップデートについてはどこをどうアップデートするかの公表は無いので、次のコアアップデートに向けたピンポイント対策というのは不可能です。
ではどうすればいいのか?毎回Googleのコアアップデートの波に揺られて一喜一憂しなければならないのか。
半分そうですが、半分は違います、「Googleが定める良質なサイト」の基準を順守したサイトであれば、コアアップデートの影響を受けづらくなると考えられます。
Googleが定める良質なコンテンツとは
・あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
・この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか?それとも素人によるものか?
・サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
・あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
・この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
・このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
・この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
・同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
・コンテンツはきちんと品質管理されているか?
・この記事は物事の両面をとらえているか?
・このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
・コンテンツが外注などにより量産されていいないか?
・多くのサイトにコンテンツが分散されていないか?
・記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
・健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
・サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
・記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
・記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
・ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
・記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
・記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
・記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
・ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
・このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか?
量が多いですがこんな感じ。さっくりと内容を圧縮しますと
・見た目が綺麗で見やすいし更新頻度もいい
・中身がしっかりと書き込まれて面白いor役立つ
・誰かの2番煎じの記事やコピペ記事ではないか
という感じです。PV数が下がっているサイトはたまたま運悪く下がったor他の人に抜かれただけなのか、それともGoogleに上記の良質なサイトではないと判断されてしまった可能性はあります。
最終的な結論としては、いくら調べてもはっきりとした変動理由はわからないので、ひたすらGoogleの基準に沿った良質な記事を作成し続けていくこと。が重要だと思います。コアアップデートによる変動はあるものの、上記項目が当てはまるサイトは自然にPV数が増えていくでしょう。
今年2020年も、まだコアアップデートはされ続けていくことが告知されていますので、いちいち気にせずにしっかりと記事を作成&リライトして見やすく面白い・役に立つサイトを作ることに時間をかけていきましょう。