部下を支配!?最近急増するマイクロハラスメントとは
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あなたの周りにもいませんか、仕事を何でも支配したがる上司が…。

マイクロハラスメントは、別名マイクロマネジメントといい、「過干渉」のことを指します。部下を支配したがるNewパワハラとして注目されています。どんな性格の人が陥りやすいのか、マイクロハラスメントをする人の特徴をご紹介しましょう

目次

イライラする前に知っておくべき!!マイクロハラスメントをする無能上司!

まず、無能な上司といったらどんな人を思い浮かべますか。

例えば、仕事をしない上司や上司としての立場を生かせずマネジメントに徹することができないといったタイプが挙げられます。

その中でも厄介なのが、このマイクロハラスメントをするタイプです。

常に仕事を監視し細かい報告を強要し、どんなことに関しても口を挟んでくる、スーパー面倒くさい上司なのです。

仕事をしていくうえで、信頼関係は必須条件。信用されていないと感じてしまったら、仕事に対する自身も無くしますし、不安が募り仕事をするのが窮屈になってしまいますよね。

加害者側は自分がハラスメントをしていると気付いていない人がほとんど。もしかしたら、自分が加害者かもと思う前に、マイクロハラスメント上司の原因を掴んでおきましょう。

管理したがる上司の特徴と行動とは…

では、マイクロハラスメントをしがちなタイプは基本的にどのような性格の人に多いのでしょうか。

まずは、真面目なうえ自分の考えや思考が強く「絶対に正しい」と思い込んでいますので、部下の話は聞く耳を持たず、次第に部下が意見を言いづらい雰囲気を作っていくのです。

また、仕事の進め方にこだわりがあったり、準備段階では完璧を求めるが、本番には弱いといった特徴もあります。根本的に、コミュニケーションをうまく活用できない人に多いという印象があります。

但し、真面目で頑張らなきゃという想いだけはあり、「いい人なんだけどね。」とか、「言っていることは正しいこともあるのに。」と言われることもしばしば。これまで、ヒューマンスキルを養う機会がなく、勿体ないと思ってしまう方もいるでしょう。

続いて、どんな行動を取ってしまうのかを考えてみます。何が何でも部下を管理していたいのですから、次のような言動をする人には注意が必要といえるかもしれません。
・部下がどこにいるのか(ランチ時間も把握したり、メールのスケジュールに勝手に入力したりする等)、常に何に取り組んでいるのかを把握していたい。
・部下に対して頻繁に進捗状況を求めてくる。
・メールなどの個人的なやり取りを禁止し、必ずCCに追加するよう強要してくる。
・部下に関するあらゆるリスクを避けることに労力を発揮する。
・どんな小さなミスも気になり、原因追究は欠かさない。
・部下に仕事を任すことができず、部下を信頼することができない。
・自分の仕事のやり方に従事しない部下に対して、もどかしさを覚える。
・部下の成果に深く満足できたことがない。(有能な部下を嫌う傾向がある。)
などなど、挙げるとキリがありませんが、とにかく、部下の揚げ足を取り自分の成果として、そして自分は管理ができていて仕事ができると思い込んでいる人が多いようです。

周りにこのようなタイプがいたら、一歩引いてうまく向き合うことを考え、自分自身を守ることが必要ですね。

マイクロハラスメントが部下に及ぼす悪影響を考える

紹介したような上司の元で働くと、まずは、のびのびと仕事ができる環境とは程遠くなるため、自主的な行動をすることができなくなり、自主性の低下が見られます。

つまり、上司に言われたことしかできなくなって、仕事に対しての意欲を失ってしまうのです。また、上司に常に探られていると怯えながら仕事をする環境となり、居心地は決して良いとはいえません。

ストレスが溜まり、集中力の低下も招きかねないのです。そのため、1日中ずっと上司に監視されているような感覚に陥り、チームとしても必要以上な報連相によって、タイムロスが生じるのも事実です。

このようなパワハラが行われることで、体調を崩し欠勤が増えたりして、メンタルに危害を喫することで結果的に退職を余儀なくされる例も少なくはありません。

企業側は、不必要な管理体制で優秀な人材を失ってしまうということを早めに把握し、対処を考えていくことが求められているといえるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、マイクロハラスメントについて調べてみましたが、皆さんの周りにも思い当たる人がいるのではないですか。

もちろん、会社という組織に入ったからには、会社の規則や上司の指示に従わなければならない場面はたくさんありますし、それに順応しなければ会社員としては失格と言われても仕方がないことも一理あります。

しかし、度が過ぎる管理体制が部下という人の人生を狂わせかねないということももっと考えるべきだといえますよね。

近年、働き方改革で企業側の働き方という概念も変わりつつあります。肩書のない立場の人や、契約社員、派遣社員のような弱い立場あっても自分の意見や仕事に対してもっと主張できるような風潮になってくれることを望んでいます。

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