テレビでも時たま紹介される激辛料理
蒙古タンメン中本やココイチの10辛等様々な激辛料理が街にはあふれています
蒙古タンメン初めて行ってきたんだけどこの地獄のような赤色を見てほしい。 pic.twitter.com/fPWj47uMaR
— かける (@KAKERU_kakerine) 2019年6月24日
辛いのが苦手な人もいれば、辛いものが得意な人、辛いものが好きな人なども一定層いるもの確かです
本当に当たり前ですが、辛い物を食べたら辛いですよね
その辛い物を食べた際の人体に及ぼす様々なメカニズムについてと、辛い物を食べた後の最後の難関について調べてみました
目次
なぜ辛いのか?
激辛すぎて一部の人しかオススメできないけど、激辛好きにはたまらない本場四川麻辣豆腐#ハルピン #麻辣豆腐 #麻婆豆腐 #丹波グルメ情報 #丹波ランチ情報 #ついったんば pic.twitter.com/09bEfJHwZH
— Twittamba-丹波の絶品絶景PR- (@twittamba_) 2019年6月29日
まずなぜ辛いのか?辛いと感じるのか?
例にとって、辛いで一番頭に思い浮かぶのは「唐辛子」です
唐辛子がなぜ辛いのか?それは有名な「カプサイシン」という成分のせいです。ワサビなどの辛いとはまた別なものです
カプサイシンは、人間の感覚神経に刺激・痛みを与える効果を持ちます
カプサイシンがあるものを食べた瞬間に、カプサイシンが舌等の口腔内の感覚神経や辛さを感じる受容体に刺激を与え、人はその痛みから「辛い」という情報を認識します
なので厳密に言うと「辛い」は「痛い」と同意義なのです。辛いものが得意な人がいれば苦手な人もいるのは、舌の辛さを感じる受容体の数の差だそうです
これは遺伝的なものでありますが、年齢と共に鈍っていったり、辛い物を食べ続けることで鈍っていくそうです。辛いものが得意な人は、日ごろから辛い物を食べている・生まれつき辛さを感じにくい舌という要因が考えられます
口の中に入れたことでカプサイシンが下の受容体に反応し辛さを感じる
これが、まずは辛い物を口に入れた最初のアクションです
辛い物を食べて辛かった。これだけならいいのですが、まだカプサイシンの攻撃は止まりません
なぜ辛いと汗をかくのか
おはようございます。
辛い辛い辛い辛いw
美味しかったけど、口が痛い。唇が痛い。食道が痛い。そして汗だくw
自分が想像してるより辛かった…。
ごちそうさまでしたー。 pic.twitter.com/y7M9glVt0h— たけちよ 0316 (@edomiwa) 2019年6月21日
お次は辛い物を食べたあとの2アクション目。ほとんどの人が辛いものを食べると汗をかきます
その理由は完全には解明されていないようですが、これも先ほどの「カプサイシン」が関係しているようです
舌にある辛さを感じる受容体。実はこれ「熱さ」も感じる受容体らしく、口の中に入ったカプサイシンは辛さと共に「熱さ」という誤信号も脳に発します
脳「熱いなら汗をかいて体温を下げればいいじゃない!」
なので辛い物を食べると、実際は暑くないのに体中が熱いから暑い…!という風に思うようになり、更に汗をかくのです
カプサイシン…どんだけ色々作用するんだ…
ちなみに本当に超絶辛い物を食べると、そのカプサイシン等の刺激成分により食道や胃が荒れてしまい病院に運ばれる方も存在します
超激辛唐辛子 ‟ブート・ジョロキア” を使った大食いコンテストに参加した男性 → 食道に2.5センチの穴が開いて3週間も病院暮らしに!!
これがカプサイシンが人体に与える第2アクションです、まだまだ続きます
なぜ辛い物を食べるとしゃっくりがするのか
小さい頃はよくしゃっくりしていた記憶がありますが、成人になると共にその回数は減りますよね
しかし辛い物や激辛料理を食べるとなぜかしゃっくりが止まらなくなることがあります
こちらはヒカキンさんがデスソースを食している動画、中盤からはしゃっくりがとまらなくなっています
なぜ辛い物を食べるとしゃっくりが発生するのか?
しゃっくりとは横隔膜の痙攣です。横隔膜とは肺の下にある筋板です、呼吸する時にこの横隔膜が収縮することによって肺を膨らませたりしているやつです
辛い物を食べた後に、その辛いものが横隔膜近くを通った際に近くの筋肉を刺激してしまい、横隔膜が痙攣してしまう仕組みです
基本的に内臓には痛覚が無いので、辛い物は食べてしまえば後はわかりませんが、内臓たちがその被害を次に受けているわけです
よって辛さによってはその成分により刺激された内臓・臓器たちがしゃっくり等の痙攣を引き起こしてしまったり、内臓の粘膜を傷付いたり強烈な吐き気を引き起こしたりします
激辛料理を食べ終わったからと言って安心してはいけません
臓器たちが次は辛さと戦わないといけないのです
辛い物が最後に行きつく場所
激辛のもの食べたあとって絶対翌日凄いことになるんですよね( ´・ω・`)
ココイチの10辛のカレー食べて翌日約半日トイレとお友達になってました( ´・ω・`)— KR音ゲーマー (@KR91207059) 2019年6月22日
カプサイシンは基本的に栄養として人体に吸収されません
彼等が最後に行くつく場所は「尿」もしくは「便」です
残念ながら内臓と違って尿を排出する機関やお尻の穴には痛覚が存在します
カプサイシンはいつだって刺激物ですので、痛覚があるところを通過すればもれなく刺激してくれるわけです
舌の辛さが一定時間続くように、肛門や尿道を通ったカプサイシンが刺激を与えて結構長い時間痛みを与え続けます、舌なら水や牛乳を飲めば緩和できますが、この場合はもうどうしようもないので耐えるしかありません
なので、激辛料理を食べた後は排出されるまで安心できません。下手をしたら食べるよりも辛いことが待っているかもしれません
さっきトイレにいったら排尿時に激痛が…。ついに尿路結石かと思ったら、昼間食べた激辛担々麺のせいだ。あまりの激痛に血の気がひいた
— ねこまうす (@neko_mouse) 2016年9月4日
昨日の夕飯激辛ラーメンだったんだけど、食べてる時辛くて汗だくだったんだけど、意外と長引かずすぐ復活して、なんだ意外と余裕だーって思ってたんだけど、さっきうんこしてきたら、通過する度にケツの穴ピリピリして現在ケツの感覚が0,
— エキセント・りっく (@RikuGames0410) 2019年6月29日
昨日の激辛カツ丼が効いてる
うんこしたらしりの穴がいたい;;;— かり首つかさ (@uHuuN31UYVXeKwF) 2019年6月25日