みなさん鉛筆をかじったこと、ありますか?
もちろん私も小学生時代は、よく意味もなく鉛筆をかじっていたものです。
特に美味しいからかじっていたというわけでもないですが、今考えるをなぜかじっていたのでしょうか。
今回は童心に帰り、様々ある鉛筆をかじってどれが一番お勧めなのかレビューしていきます
買ってきたのは5種類の鉛筆たち。基本的にはメジャーなものを買ってきました。さっそく1つずつかじっていきましょう。
鉛筆をかじることを推奨しているわけではないので、鉛筆かじるさいは自己責任でお願いします。
目次
エントリーNo1 トンボ鉛筆2558 HB 消しゴム付鉛筆
小学生の特に低学年の頃から使っていたドメジャーなHB鉛筆ですね。消しゴムもついていてお得ですが、そこまでよく消えるものじゃなかったような記憶が。
100円ショップで3本入りで100円なので1本33円ですね。コスパはよし。
少しほかの鉛筆より長いので筆箱キツキツに入れていた記憶がよみがえってきます。早速かじってみましょう。
味としては一切の無味。表面にオレンジ色の塗装がしてあるからでしょうか。もしかして噛まれることを想定していた?
かじっていると、後から鼻に木と粘土が混ざったような少しケミカルな匂いが伝わってきます。決していい匂いではありません。
少し強く嚙むと「ミシッ」という感覚、あぁこれこれ、これが楽しくて小学生の時噛んでたのかな?
結構かじっていても、表面のオレンジ塗装部分がパリパリととれることもなく、口の中にオレンジの破片なども残っていません。かじりやすいですね。
しかし少し経つとよだれが乾燥し、表面から細かいオレンジ色の塗装カスのようなものがボロボロ剝がれてきます。これは体に悪そうです。当時もこんな感じだったかなぁ。
消しゴム部分もかじりとって、ペッ!と捨てた記憶が蘇ってきました。
歯ごたえ ★★★☆☆
味 ★★★☆☆
香り ★☆☆☆☆
コスパ ★★★★★
総合 ★★☆☆☆
エントリーNo2 三菱鉛筆 鉛筆 硬筆書写用 六角軸 4B
西友で1本で89円でした。この鉛筆を持った瞬間に記憶が蘇ります。
そういえば硬筆?っていうやつがあって、B4ぐらいの縦綴じ冊子になんか書いてたなぁと。
字は別にうまくならなかったですし、すぐに減ってしまうけど自分は4Bとか6Bとかの濃い鉛筆好きだったなぁと思い出します。
もちろん昔にかじったことのある鉛筆です。かじってみます。
先ほどのHBの鉛筆よりも、かじったときに「ミシッ」「パキッ」という音が大きい!かじっていて楽しく感じます。味は同じく無味。
そして芯の黒鉛の匂いと薄く混ざったほのかな木の匂いを感じます。文房具屋の匂いもこんな感じだったような。この黒鉛の匂いが懐かしさをブーストさせますね。
先ほどのHBのものに比べても、不快なものではなく何度でも嗅ぎたくなるいいものです。
2本目にして最強が決まったか?
歯ごたえ ★★★★☆
味 ★★★☆☆
香り ★★★★★
コスパ ★★★☆☆
総合 ★★★★☆
エントリーNo3 三菱uni 9800 HB
噛む前の写真撮るン忘れました、真ん中の緑のやつです。
こちらも昔からあるメジャーな鉛筆。
小学校というよりはオフィスで使われていそうなイメージです。3本入りで190円だったので1本63円程度です。
他の鉛筆と比べてわずかではありますが、鉛筆が柔らかく、より深く噛むことができます。
噛んだ時の歯ごたえとしては、ナンバー1と2の間ぐらいでしょうか。ミシパキッ…っという感覚が心地よいです。柔らかいのでたくさん噛みたくなります。そして味はないです。
噛んだ時の匂いは比較的控え目ですが、こちらも木と黒鉛が混ざったような香りがします。4Bの鉛筆と比べると、木の匂いの方が強めに出ていますね。木の柔らかさが影響しているのでしょうか。
特に欠点もなく安定したかじりがいのある鉛筆といっていいでしょう。さすが昔からメジャーに使われている鉛筆ですね。
歯ごたえ ★★★★★
味 ★★★☆☆
香り ★★★★☆
コスパ ★★★☆☆
総合 ★★★★☆
エントリーNo4 トンボ鉛筆 丸つけ用 赤青えんぴつ
少し変化球ですが、みなさんご存じ赤青えんぴつ。何に使っていたかは思い出せませんでしたが、持っていた記憶はあります。100円ショップで2本入りなので1本50円です。
色鉛筆という点で、香りや歯ごたえに影響はでるようでしょうか。要チェックですね。
感想としてはNo1のHBに近いでしょうか。同じトンボ鉛筆ということで、全体的に似ています。
噛んでも硬く、パキッというよりはミシッという感じで歯が入っていきます。
赤と青の部分で何か違いがあるわけでもなく、また色鉛筆ということで何か特殊なことがあるわけでもなく、またNo1と同様に、噛むと粘土のような匂いがします。
トンボ鉛筆さんはこの噛み応えで一貫しているでしょうか。
歯ごたえ ★★☆☆☆
味 ★★★☆☆
香り ★☆☆☆☆
コスパ ★★★☆☆
総合 ★★☆☆☆
エントリーNo5 トンボ鉛筆 Hellow Nature 木物語2B
3本で200円ぐらいでした。1本あたり65円ぐらいです。
最近の子が使っていそうな、塗装もなく木目が美しい名前の通りネイチャーな鉛筆です。
鉛筆本来の味・香りが楽しめるのではないかと思って購入した期待の一本です。
他の鉛筆と違って、噛む前からほのかに木の香りがします。無塗装の木のテーブルのようないい匂いです。これは期待できます。筆箱に入れたら筆箱がいい匂いになりますね。
噛んだ感想としては、硬さはいたって普通、塗装がされていない分噛んだ時にパキッという感じはなく、単純に木をかんでいる「メシッ、ミシッ」という歯ごたえ。味はやっぱりなし。
噛むとより強くなく、無塗装の木のテーブルのようないい匂い。ほかの鉛筆と違って噛んでも表面の塗装部分がないので、変なものが口に入ってしまう心配はなし。
塗装されている鉛筆は歯型がつくと目立ってしまいますが、これなら目立たないのでは?とおもいましたがそうでもなく、歯形はしっかり残ってしまいそこは残念。
ネイチャーの名に恥じない、木を直接かじっているような一品でした。鉛筆としての黒鉛の主張がたりないのが残念。もちろん味は無し。
歯ごたえ ★★★☆☆
味 ★★★☆☆
香り ★★★★☆
コスパ ★☆☆☆☆
総合 ★★★☆☆
総評
それぞれをかじり比べた結果として、個人的に一番良かったのは「三菱uni 9800 HB」でした。
かじったときの歯から伝わる、少し柔らかい噛み応え、鉛筆をかじっているライブ感がより高まります。そしてかじった後に香る木と黒鉛のバランスのいい匂い。そしてこれがどこでも売っているメジャー感と、決して高くないコストパフォーマンス。まさに令和No1のかじりがいがある鉛筆としての総合優勝とさせていただきます。
5種類しかかじっていないのですべてを理解したわけではないですが、トンボ鉛筆はどれもかじったときに粘土の匂いがして、三菱の鉛筆の方がダイレクトに木や黒鉛の匂いが感じられました。
鉛筆をかじったときに、味の違いがわかる人として、これからはこの鉛筆が売れるでしょう。
鉛筆かじりマニア様の他レビュー、まってます(当サイトでは受け付けてません)