近年は駅伝で区間新記録がたくさん出るなどの異変が起こっています。
その原因ともささやかれているのがこの靴たち
相澤くん、昨日のニューイヤーの設楽兄弟と同じく左右の靴が違うんだけど、誰と交換してるんだろう?
しかし相澤くんと伊藤くんの並走は本当に胸熱すぎる!頑張れ頑張れ!#箱根駅伝 pic.twitter.com/p7jeHh5uK9— こまち (@komacha304) January 2, 2020
箱根駅伝、みんなの緑ピンクのナイキ厚底クッション靴だ。
しかも
・史上初の2区:1時間5分台に成功
・過去に数えるほどしかいなかった1時間6分台も続出効果抜群じゃないか… pic.twitter.com/YDCJmxlaY3
— tetsu (@metatetsu) January 2, 2020
ピンクの靴と、オレンジと水色で左右の色違いの靴、一体なぜ駅伝選手がこの靴を履いているのでしょうか。
まずはこのピンクの靴と左右色違いの靴がそもそも何なのか見ていきます。
ピンクの靴は一体何?
ナイキから出ている「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%( ZoomX Vaporfly NEXT%)」というランキングシューズ。これが駅伝選手が履いているピンクの靴の正体です。
一体なぜこんなにも選手がこれを履いているのか、この靴底にはカーボンファイバープレートが仕込まれており、踏み込むたびに反発力がいいのでいいタイムが出やすくなる。というわけです。
こういった感じで靴の底にカーボンファイバープレートが入っており、通常よりも厚底な靴になっています。ざっくりいうと、靴の中にバネのようなものが入った靴ということです。
この靴を履いて走ると「まるで坂道を走っているみたい」だそうです。一体どんな感じになるのか一度履いてみたいですね。
左右で違う色の靴は一体何?
実はこちらも「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」なんです。そうなんです。だたの色違いなんです。
カラーバリエーションがたくさんあるのかな、と思っていましたが、左右色違いの靴(オレンジ&ブルー)は有力選手限定の支給品なんだとか
#箱根駅伝 ランナーが履いているランニングシューズに占める「ナイキ ズームX ヴェイパーフライネクスト」の寡占率が異常に高いですね。もはや、ほぼ全ランナーが モデルは同じで、左右の色が微妙に違う<オーロラ>か、ヴィヴィッドな<ピンク>というカラーの2択から選んでるようにしか見えません。 pic.twitter.com/t9mKwOxvsW
— ひぞっこ (@musicapiccolino) January 2, 2020
NIKEのヴェイパーフライはピンク色のシューズだけかと思ったら、緑とオレンジの左右色違いのシューズもヴェイパーフライかよ。 #箱根駅伝
— IKASHIN HONESTYCROOK (@ikanoshin) January 2, 2020
NIKEの青緑オレンジ仕様はNIKEからの支給品
ピンクは自腹3万円がほとんど
有力選手ほど青緑オレンジ— ケイト (@609433tig0209) January 2, 2020
規制はされないのか?
こんなにもたくさんの選手が使用して新記録を出しているナイキの「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」
更新される前の全記録保持者からしたら悔しいものがあると思います。純粋な個人としての能力を尊重するのか、本人や使用するシューズなども踏まえた
現状は特にランニングシューズに対する規制などはありません。しかし一時期水泳でSPEEDO社が開発したレーザーレーサーという水着が規制されてしまったように、靴底の厚さを規制する動きが今あるようです。
一体駅伝やマラソンなどの長距離系のシューズに関する動向はどうなってしまうのでしょうか