家の近所に不良・ヤンキーがたむろ・騒いでいて怖い・迷惑している…よく夏に見られる、昔からある問題です。
大体が15歳から20歳の間の若者によるものであり、深夜に大声で騒いだり、バイクを吹かしたり、タバコを吸ったり、ゴミを捨てていったりなどの迷惑行為が行われます。10代はほぼ実家暮らしでお金も無いので、家の中で集まるというのが難しく、またお店にも行きづらいので、近所の公園やコンビニ、自宅近所にたまる傾向が多いです。
1度だけならまだいいものの、定期的な迷惑行為には近隣住民も安心して過ごすことが出来なくなると思います。若者であれば大人になるのを待つ…という選択肢もあるかもしれませんが、逆に新しい若者がたむろすることもあります。
また不良もヤンキーも同じ人間ですので、見られている・監視されている・目立つ・不快になるというのは基本的には避けたいものです。たむろするにしても居心地のいい環境でたむろしたいものです。
よくたまり場となってしまうのは、夜であれば大きい光の横の少し暗い場所が多いです。コンビニの脇とか、夜の公園とか、明るくはないけど真っ暗でもない。明るい街頭下だと目立つし虫も寄ってきますからね。
そしてそこまで人通りも多くなく、会話は出来るくらいの静かな場所で、安心してタバコや酒を嗜める警察やパトロールの人から見えづらい場所。
一体どうすれば解決するのか?拳か?国家権力か?
結果からいうと国家権力なのですが、その他にもいろいろな選択肢はありますので、人によって置かれた状況は様々だと思いますので、どういった対応方法がとれるのか見ていきましょう。
目次
直接注意する
一番簡単で早い方法ですが、まったくお勧めしません。
迷惑集団を蹴散らせるほどのイカツさやバックボーンがあれば別ですが、何歳であっても注意されて気持ちのいい人はいません。
よくYoutubeなんかで有名人がヤンキーを撃退!とやっていますが、ほぼ100%ヤラセといっていいでしょう。
もちろんそのまま注意を受け入れてどこかへ行く可能性もありますが、相手は集団なので見栄を張るために逆上してくる可能性の方が圧倒的に高いです。
最悪口論やもみ合い、暴力事件までいくこともありますし、やられなくても正当防衛、はては過剰防衛にまでなってしまうといろんなものを失ってしまいます。
顔を見せるのもよくありませんし、昭和なら通じそうですが今の時代スマートな解決方法ではないでしょう。
しかし度を越えたレベルでの注意、ネットでたまに見るキ●ガイ的な怒り方で注意すれば、相手もひるむかもしれませんが…あくまでも法律の範囲内でどうぞ。
監視・防犯カメラを設置する
いわゆる防犯対策と似ています。
監視カメラを設置すれば、万が一いたずらされた際の証拠にもなりますし、今は人感センサーライトもついていたり、人感センサーで感知した時だけ録画するものもあります。wifi接続も最近ではデフォルトで搭載していますので、家にいない時でも自宅で監視が可能で双方通話も可能なものもあります。つけてあること自体が怪しい人を引き寄せ無くしてくれます。
特に繁華街や駅前・お店なんかは効果が高いと思います。今いる迷惑集団を警察で追い払ってもまた別の迷惑集団がくるだけなので、こういう設置型の対策が望ましいでしょう。
防犯・監視カメラも探すとキリがないですが、人が来た時だけ録画する動体検知型や、安いダミーカメラ、太陽光で動き、電源がいらずに設置が楽なカメラ等様々なタイプがありますので、置かれている環境に合わせたもので取り付けるのがお勧めです。
費用は安くて5000円~10万円まで幅は出ますので、お財布との相談ですね。
モスキート音を発生させる
またこちらはよくお店で用いられるモスキート音発生装置。
都内だとそこまで珍しくもなく、よく駅前のスーパー前やコンビニの前など、人が溜まると困る場所に設置されています。あとは自分の敷地内にたむろされたり、駐車場などにも効果的。
他にも良く害虫・害獣除けとしても使われています。ただの音ですので害はありませんし、若者しか聞こえません。モスキート音自体は普通のスピーカーでも再生できますので、単純にスピーカーから流してもいいですし、動体検知を合わせた商品でもいいと思います。
人用の商品はなかなかないので、こういったものがお勧めです。
日中もやると迷惑なので、お店を閉める際に合わせて設置するのがお勧めです。
ただモスキート音、いわゆる超音波は若者にしか聞こえない周波数ですので、いい年齢の人のたむろには全く効果がありません。またうるさいからといってすぐに逃げ出すようなものでもありません。
この動画で聞こえる周波数を確認してから商品を選ぶのがよいでしょう。
人感センサーライトをつける
監視カメラとほぼ同じ理由です。
人が通ればライトがつくので、その場所が明るくなりたむろしにくくなります、人感センサーですのでたむろしている範囲にセンサーが当たるよう設置すれば、光が差し続けるわけなので効果的です。
家の前や敷地の近くであれば設置しても特に不自然ではないですし、明るいにこしたことはありません。
こういった、何もせずとも勝手に対応してくれる、特に害を与えるようなものではないもので永続的に対策するのはお勧めです。
迷惑行為によるストレスや日常生活への影響を考えたら、安いものではないでしょうか?
臭いニオイをつける
何度でもいいますが、不良・ヤンキーも同じ人間であります。
たむろするにしても、不潔過ぎない所でたむろしたい所です。近くに匂いを発するゴミやゴミ置き場近くにはたむろしません。
対策出来る方法としては、たむろしていた場所に臭いニオイをつけるということです。
こういった臭いニオイのリキッドや、そもそも臭い物を置いておけばいいのです。
さすがにウン●の近くや、変なにおいがする場所では留まれないでしょう。
またあくまでこれは自分の敷地内でやることを前提としていますので、自分が所有していない場所でやるのはやめましょう。
水を撒いて濡らしておく
こちらも有効な方法です。
夏であると水を撒いても蒸発してしまいますが、冬になると使える方法ですね。
たむろする場所にあらかじめ水をまいておきます。濡れている地面には直接でなくても座りたくはないですし、靴も汚れてしまうので迷惑集団は立ち寄りません。出費もほぼ0円。ただ継続的にやる必要はアリ。
露骨な対策にみえないよう、カモフラージュとしてプランターを数個おいてそれに水をやる体で水を撒くという方法もとれます。
警察を呼ぶ、相談する。
いろんなケースがありますが、総合的にはこれが結局一番費用対効果が高いでしょう。
相談窓口#9110に電話すれば、所轄の担当に繋いでくれますので相談するのも良いと思います、ただ四六時中結果は「ではその近辺のパトロールを今後強化します」 「いたら110してください」で終わります。警察にもよりますが、そんなに効果は無いと思ってよいでしょう。
担当の人によっては対応が雑・適当なこともあるので、念のため担当者名は控え、録音しておいたほうがいいでしょう。
つまるところ、見つけた瞬間に110するのが一番です。不良・ヤンキーの中には警察を恐れない部類も存在しますが、継続的に警察を呼ぶことで、「ここにたむろする⇒すぐ警察がくる⇒面倒くさい」という思考が生まれ、そこにたむろしないようになります。
また18歳未満の23時以降の外出は補導対象です。もし23時以降であれば遠慮なく110しましょう。警察が来た時にいなくても気にすることはありません。いなくなったのならいいじゃないですか。喫煙や改造バイクなどの騒音であればなおさら110した方が良いです。
また通報の逆恨みが怖いというのが結構110をしない理由としてあげられますが、警察はプライバシーを守ってくれます。また匿名でも対応してくれます。この近辺はたむろするとすぐ110されるという印象を植え付けるためにも、泣き寝入り・我慢するのもよくないと思います。悪いのは自分でなく相手なのですから。
万が一報復の嫌がらせをされたらそれはまた犯罪なので通報すれば対応してもらえます、要は正面から戦わなければいいのです。
通報すること自体で特定されてしまう場所に住んている方でも、110する際に「通報できたのではなく、パトロール巡回中で声をかけた体にしてください」と言えば済む話です。
番外編:やってはいけない対応シリーズ
上記方法で対応するのが一番ですが、人によっては法律に触れてしまうやってはいけない対応をしてしまうケースも存在します。
すべて何かしらの法律や条例に引っかかると思いますので、以下の行為は決してやらないようにしましょう。
被害者から加害者になってしまいます。
・包丁やバットなど武器をもって注意しに行く、水や物をかける・投げる。
・遠くからレーザーポインターを当てる。
・エアガンでBB玉を打ち込む
・いない隙にバイクにいたずら(シート部分カッター、プレート曲げ、蹴り倒し、鍵穴接着剤等)
・自分の敷地外に匂いリキッドやうん●を撒く。
・脅迫行為(こ●す等)
・尾行して住所特定、その後嫌がらせ
などなど、全て犯罪であると思います。
逆に上記のような被害にあっている方は、心当たりがないか胸に手を当ててみましょう。
またこういった直接・間接的に害を与えるような方法以外に、令和らしいやってはいけない方法も存在します。
・こっそり撮影し、顔つきで動画サイトやSNSに上げ中傷する。
・いない隙にバイク等にブロッコリーや突拍子のない物珍しい物を置いたり、写真を撮りたくなるようなことをさせてSNSで発信させアカウント特定。その後学校や所属・友人を特定し…
・出会い系で女性のフリをして男性を釣ったり、イキった学生を演じネットで喧嘩を売った相手を、迷惑集団がたむろ時に突撃させる(人間ラジコン)
というのは実際に聞いたことのあるケースです。
これらは何の法律に触れるかわかりませんが、SNS・ネットを使った新しい嫌がらせですね。
どこのサイトでも同じようなことは書かれているかと思いますが、110するのが一番手っ取り早いので、覚えておくと良いでしょう。