以前のくしゃみの記事を書いていて気になったことです
色々なくしゃみがあるけれど、くしゃみのボリュームはなぜどんどん大きくなってしまうのか?
目次
くしゃみのボリュームが年々大きくなる理由について
くしゃみって、気にしてみるとボリュームが大きい人小さい人など様々なくしゃみの種類ってあると思わないでしょうか
その中でも特に気になるのが、若い人よりも年齢が上の人の方がボリュームが大きいということ
年々、気持ちが大胆になるのかなとか、恥じらいがなくなるのかなって心配さえ覚えてしまうような感覚をもってしまうのは私だけでしょうか
たまに駅や会社・公共機関などで耳を疑うほどの巨大な声量のくしゃみを聞いたことがある人も多いと思います
そこでなぜ年齢を重ねるごとにくしゃみの音が大きくなるのか?そのメカニズムについて見てみましょう
そもそもくしゃみの原因とは…
そもそもくしゃみとは、1回ないし数回の痙攣的な吸気をし、その後強い呼気を発することだそう。
くしゃみは、意志とは基づかない不合理な運動なので、基本的には自力で制御することはできません。つまり、我慢することができない生理現象のひとつだといえます。
鼻がむずむずし始めたら太陽を見ると止まるなんて都市伝説的な言い伝えもありますが、専門的で確証的なことは不明確のようなので、もはや迷信といえるのかもしれません。太陽を見る=くしゃみが止まると錯覚をし、脳が洗脳的にコントーロールされると考えられますよね。むしろ、生理的現象を無理に止めることは、返って身体に悪いといえます。
くしゃみは、体内に入り込む異物を追い出すための防御反射です。また、急に体温が下がったときにもくしゃみが出ますが、これは筋肉を一時的に収縮させ、体温を上げるために起きているのです。ですので、くしゃみは身体を守るための大切な反応といえるのです。
最低限のエチケットを守り、なるべく大きな音は出さずに人に迷惑をかけないよう心掛けましょう。
くしゃみのボリュームは人によって違う理由
くしゃみは、人によって多種多様です。巨漢な男性が意外と「クチュン」と可愛らしいくしゃみをすることもあれば、とても小柄で可憐な女性が爆音なくしゃみをするといった人によってタイプがあります。
当然ですが、くしゃみのメカニズムはみんな一緒です。しかし、大きさは異なるのはどうしてなのでしょう。
その理由として考えられているのが、肺の容量と息の吸い方にあるとのこと。くしゃみの前に吸い込む息の量によって、大量に息を吸えば吸うほど、くしゃみの音が大きくなるのです。
基本的にくしゃみを止めることはできませんが、無理に止めようとすると鼻が痒くなったり、音を小さくしようとグッと堪えると鼻の奥が痛くなったりしてしまいますよね。また、医学的にも我慢することによって引き起こす副作用や体内への負荷を起こすこともあると注意を促しているのです。
つまり、くしゃみの我慢は、身体へのダメージが意外と強いということですね。
そして、年齢を重ねるにつれて、普通にくしゃみをしても喉や鼻への害が大きく感じてくるので、身体が普通のくしゃみに耐え切れないという悪循環が生まれてくるのです。
具体的に喉や口を開放することで負担を少しでも解放できるようになり、必然的にボリュームが大きくなるという訳です。
また、加齢が進むと筋力衰えがあり、抵抗する力も衰えてしまうのですから、このように、ダメージを減らそうとする努力として、大きい音にも嫌な顔せず見守ってあげてみてくださいね。
少しでも、くしゃみのボリュームを小さくするためのマナーと対策方法!
先述した通り、くしゃみを完全に制御することはできません。ですので、やはり周りの迷惑にならないようマナーと対策を考えておきましょう。
できるだけ小さい音で済むように例えば、口に必ず手やハンカチをあてることや、身体の力を抜く、くしゃみをした後はティッシュで口や鼻を拭くことなどに気を付けることで回避できます。
くしゃみは思った以上に唾液や鼻水が飛び散るのはご存知ですか。口を塞ぐことで簡単に対策ができますよね。また、くしゃみをする時は全身に力が入りますので、少しでもリラックスすることで勢いも抑えられると考えられます。そして、しぶきがかかってしまったところを拭き取るように心掛けると万が一の風邪等の感染も防ぐことができますので対策のひとつとして覚えておくといいかもしれません。
くしゃみの兆候が表れたら、背中を丸めて衝撃を吸収する効果もあるそうですので、準備する余裕がある時にはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
意外と知らないくしゃみのメカニズム。年齢を重ねるごとにコントーロールの難しさがあることが分かりましたよね。
これからはくしゃみをする時に息の量を意識してみると面白いかもしれませんよ。まずは、自分自身のくしゃみが迷惑になっていないか、最低限のマナーを考えてみることが大切です。年齢には逆らえない衰えは必ずやってきます。今のうちから対策を立てておくのもいいでしょう。
そして、身近な年配の方が大音量のくしゃみをしても、今までよりは少しでも暖かく見てあげるのも優しさですよね。