ギターの弦と言えば本来6本が基本です。中には1本多い7弦ギターや、2倍の弦の数の12弦ギター等様々なタイプがあります。
そんな中、ユーチューバーの「Jared Dines」という方が、18弦ギターを用いたオリジナル曲「Djent 2018」が公開されています。
何なんだこのギターは…、と思いますよね、動画内のリンクにもありますが、オーストラリアのカスタムギターメーカー「Ormsby guitars」が、この弾いている方「Jared Dines」に専用のオリジナルで作りあげたオーダーメイドギターだそうです。
そりゃぁ市販で売っていてもほとんど売れないでしょうからね。
弦を巻き付けるペグももちろん減の本数に対応して18個ついています、1本1本チューニングをするだけでも18本分あるので、とても大変なのが伝わります。というか弦はどう用意しているんでしょうか。
ポジションマークの代わりなのか、インレイとして顔が刻まれています。弾いている本人「Jared Dines」の顔でしょうか?なんだか不機嫌な顔をしています。
裏から見るとネックが超絶太いのがよくわかります。ギターというよりこれはもう大木に近いですね。
ネックとボディを繋ぐボルトも通常4本のところを7本で止めているようです。
どう考えてもボディよりネックの方が重そうですし、一体何キロ総重量はあるんでしょうか。
18弦ギターを正面から見た図です。あらためてすごい形をしているのが分かります。音を拾うためのピックアップも3つ付いているのがわかりますね。
もう琴っぽくなってきました。
1弦から順に、チューニングはA,E,B,G,D,A,E,B,F#,C#,G#,D#,E,B,F#,C#,D#,Eとなっているようです、まずそれが覚えられません。
チューニングだけで1時間はかかりそうです。
実際にこの18弦ギターを弾いている様子、コードを弾いたり短音で弾いたり使いこなしているように見えます。さすがに18弦分を押さえてのコードは無いようです。
上にある方の弦は、左手をネックの上から出して押さえています。
下からでは指届きませんからね…中心部分部分の弦(7~12弦)が一番引きづらいんじゃないかと思います。
動画の最後には、ウチワぐらいの大きさの巨大ピックで演奏しています、逆に弾き辛そう…
もはやこれがギターなのか判別できる人も少なそうです。チャレンジしてみたい方は是非ギターのオーダーメイドやカスタウショップなどで相談してみましょう。