植物に音楽を聞かせると成長が早くなったり大きく育つという噂は有名な話ではないでしょうか
植物が音楽を聴いてリラックスする説、空気空の微振動が成長を促す説など色々とありますが、実際本当の理由は置いておいて、成長が早くなる、大きく育つのは本当なのか?という内容を検証してみました
目次
まずは実験の準備
今回植物代表として選んだのは豆苗(スプラウト)
豆苗を選んだ理由としては、成長が早い・水につけておくだけで土がいらない・たまたま売ってたのが目に入った です。特に成長が早いのがメリットですね。実験早く終わるので…
音楽を聞かせた豆苗と通常の豆苗を用意します。もちろん噂通りであれば、音楽を聞かせた豆苗と聞かせてない豆苗では、音楽を聞かせた豆苗のほうが早く大きく育つはずです
ガーゼを底に敷いたタッパーを2つ用意、音楽を聞かせる以外の生育条件は同じにします
同じ数の豆苗の種(80粒)を双方撒にいて、毎日同じ量の水を与えます
猫ちゃんシールを貼ってある方が、音楽を聞かせる用のタッパーです
タッパーに青い猫ちゃんシールが貼ってある豆苗には、暗所で音楽を24時間聞かせ続けます
至近距離なのでボリュームはそこまで出していません
もう一方の音楽を聞かせない豆苗も、同じ暗所で音楽が届かない場所で育てます
同じ室内なので同じ温度での条件になります
一体どう成長に差が出るのでしょうか。楽しみです
成長1日目
水を吸って種子が大きくなっています、よく見ると種の何個かが発芽しているのがわかります
豆苗の成長が思ったよりも早いのが驚きです。
左右を比較しても特に大きな差は見れません
発芽している豆を1個ずつ数えれば違いはあると思いいますが、誤差の範囲だと思われます
成長2日目
発芽した芽が大きくなっているのがわかります、相変わらず豆苗すごい成長力です
こちらが音楽を聞かせた豆苗
若干こちらの方が発芽している量が多くて芽も長い?
よく見てもわかりませんので、一度1つ1つ豆の発芽チェックを行います。
こちら音楽を聞かせていない豆苗。よく見ますと
発芽していない種子が6粒ほどありました、発芽率は74/80なので、約92.5%
次は音楽を聞かせていた豆苗を1つ1つ見てみましょう
こちらもほぼ発芽しています
発芽していない種は1つだけしか確認できませんでした。
発芽率は79/80なので、約98.75%となります。誤差なのか?もう違いが出てきているのか?
経過のまとめ
●普通の豆苗・・・2日目で 76/80 粒芽が出た (92.5%)
●音楽を聞かせ続けた豆苗・・・2日目で 79/80 粒芽が出た(98.75%)
■音楽を聴かせ続けた豆苗のほうが普通の豆苗より106.75%より多く発芽する
という結果になりました。まだまだ実験は続きます