「ロッテ」といえば、ガムやチョコレート、キャンディやビスケット等様々なお菓子類を販売・製造している超大手の大企業です。
商品名だけでみても、ガーナ・コアラのマーチ・パイの実・TOPPO・グリーンガム・チョコパイ・雪見大福・モナ王にクーリッシュ等、だれでも一度以上見たことがあるし、買ったこともある商品だと思います。
そんなロッテの副会長の次男が数年前にした発言が、また今ネット上で取り上げられ話題になっています。
ロッテは韓国企業なの?
ロッテグループ(韓: 롯데그룹; 英: LOTTE Group)は、1948年に重光武雄が設立した株式会社ロッテを基に、日本のロッテグループ(ロッテホールディングス)と、韓国のロッテグループ(ロッテ財閥)(ロッテ持株株式会社、韓: 롯데지주 주식회사)からなる企業グループ。
日韓基本条約による大韓民国(以下韓国)との国交回復後に韓国へ進出、2015年現在グループの売り上げの9割以上は韓国となっている。グループ会長は重光昭夫(韓国ロッテグループでは2011年、日本ロッテグループでは2020年から)。
wikipedia ロッテグループ
元は在日韓国人の人が日本で創立した企業であり、その後韓国でロッテグループと創設し、日本のロッテはその1つとなっています。
厳密にいえば最初は日本企業であったが、最終的には韓国のロッテグループの1つというくくりなので韓国企業なのではと私は思います。
創業者はインタビューで「半分は韓国、半分は日本企業」と答えているのも間違っては無いと思います。
注目の発言「日本の収益を韓国に還元する経営理念」
そんなロッテの韓国グループ代表の重光昭夫氏(創設者の次男)が、2015年に行なった会見での発言が物議になりました。
なぜこんな発言をしてしまったのか。
今での日本と韓国の関係は難しいと所ですが、2015年の反日・反韓ムードが強かった時期に、ロッテ創設者の長男が韓国メディアのインタビューに日本語で答えたことなどから「日本色」と反日感情が韓国で爆発し、一部でロッテ商品の不買運動も起きたことがありました。
その会見についての釈明で、次男の昭夫氏は韓国語で「ロッテはわが国(韓国)の企業だ」と強調し、創業者の武雄氏が日本で上げた収益を韓国に還元するとの理念で経営を続けてきたと説明したのが上の画像元になります。
この発言で今度は日本でもロッテの商品不買が始まるなど、どっちつかずの立ち位置で混乱を生じさせました。
ただし現実的な結果をみると、この発言は間違ってはいないでしょう。