現代社会で気になる人も多い「貧血」
立ち眩みや頭がぼーっとする症状に悩まされている人も多いと思います。
ドラッグストアに売っている1袋1000円ぐらいの鉄分サプリを買ったり、スーパーで鉄分強化商品を買う人もいるでしょう。
そんな中今地味に注目され、話題になっているのが、調理時に使用・入れるだけで鉄分が補給できる鉄グッツです。
一体どういうことだってばよ…その商品や効果、口コミを見ていきましょう。
サプリいらずで鉄分が補給できるグッツとは
その名の通り、調理時にそれを使うことで、鉄分を補給できるというものです。大きく2つ分けて、調理器具自体が鉄というケースと、鉄の塊(鉄玉)を入れる2つの方法があります。
このように、鉄玉を炊飯時に入れてみたり
お鍋に突っ込んだり
こうして何かに入れておくことで、鉄分が溶けだして摂取できるという仕組みです。
卵ぐらいのサイズで、いろいろと形は種類があるようです。表面積が多いほうがたくさん溶け出しそうなので、卵型よりも複雑で彫が多いものがいいですね。
お湯に入れて白湯でのむと多少匂いが気になるようですが、基本的にお湯をそのまま飲むことが少ないのであれば、ぜひ使ってみたいところです。
そしてそもそも調理機器自体が鉄で出来ている中華鍋や、南部鉄器等の鉄でできたやかん・鍋などは使うだけで鉄分が取れるというメリットがあります。
日頃から鉄の中華鍋で炒め物などをしている方は鉄分不足に困ったことはないのでしょうか。
こうした調理に「鉄」を入れるだけで、不足しがちな鉄分を摂取できるというのは意外と知られていません。
上記に紹介している鉄玉は、「水1リットルに対して沸騰時で0.042mgの鉄が溶出し、沸騰させ続けると5分後には0.069mgの鉄が溶出する」とあります。
鉄分の1日に必要な摂取量は、成人男性7.5ミリグラム、成人女性10.5ミリグラム(月経あり)、妊娠初期では9.0ミリグラム、妊娠中期・後期では16.0ミリグラム、授乳期では9.0ミリグラムと女性は男性より多くの量が必要です。
これだけみると、まず過剰摂取の心配はまずありません。少なくないか?とも思いますが、これはお湯で煮出しただけでの鉄分量。
料理鍋に入れる際は、塩やお酢などの調味料が入っており、それにより鉄分の溶解量が大きく変わります。これは論文にも書かれている内容ですね。
こちらの論文内には、玉ねぎ100gと水50mlを加えて5分間鉄鍋で加熱する場合に、何もくわえないで調理すると+0.08mg鉄分が増え、食塩1.5gと酢15mlを加えて調理 すると鉄分が+2.26mg増えた
という結果が出ています。2ミリグラム増えるのはすごいことですね。
このように日常の料理に鉄鍋を利用したり鉄玉を使用することで、なりがちな貧血予防が出来るのです。ただし鉄はそのまま放置すると錆びてしまうので、水分をとって保管する手間は生じます。
実際鉄鍋や鉄玉の効果はあるのか?
これについては完全に個人差があるので、口コミを見ていきましょう。
ツイートだけ見ても、やはり一定の効果はあるようです。気になるかたは是非。