冬って16時ぐらいにはもう日が暮れてきますし、逆に夏って18時ぐらいにやっと日が暮れてきますよね
なんで夏と冬で日が暮れる時間が違うんだっけ?小学校か中学校で習った気がするんだけどもう忘れたわ!
ということで調べてみました。学生時代の勉強ってふとした時に役に立ちますよね。
なぜ夏と冬で日が暮れる時間が違うのか
画像:財団法人日本宇宙フォーラム
こちらの画像を見れば大方察しがつくとは思うのですが、夏と冬では太陽が回っている角度が違うために日照時間が異なっているということですね。
例えて言うと、丸い玉ねぎを綺麗に中心から真っ二つにするのと、中心から外れて切るのとでは切った玉ねぎの断面の大きさが違いますよね。
中心から真っ二つに切った玉ねぎが一番断面の大きさが大きいはずです。中心を通っている夏至は太陽の軌道の距離が長く日照時間が長いわけです。
そこでまた気になるのは、ではなぜ冬と夏では太陽の軌道が違うのか?という所です。
それは地球が1年をかけて太陽の周りをまわっている際の地球の傾きのせいです。
ややこしくなるのでざっくりと説明しますが、地球は太陽に対して赤道を基準に平行に回っているのではなく、少し傾いた状態で太陽の周りをまわっています。
こういった少し傾いた地球儀を見たことはありませんでしょうか、地球は太陽に対して約23.43度も傾いた形で回っています。
野球でいうスライダー的な回転ですかね?
この斜めに回っている地球が太陽の周りをまわっています。とても立体的な話になるので動画で説明してもらいましょう。
こういう様に、地球は少し傾いた状態で太陽の周りを回っているので1年の中で日照時間が異なり、日照時間が違うと気温も変わりますよね。なので夏と冬があるわけです。
夏至・冬至って何?
時たま出る夏至・冬至って何の日のことなのでしょうか、別に祝日でもないのに…祝日にしてくれ…。
夏至(げし)…1年の中で1番日が出ている時間が長い日。年によって異なるが大体6/21か6/22
冬至(とうじ)…1年の中で1番日が出ている時間が短い日。年によって異なるが大体12/21か12/22
となっています。12か月の1年の中で、ちょうど6か月単位で切り替わっているわけですね。
夏至と冬至の丁度間を春分・秋分と呼びます。この2つの日は太陽が出ている時間が一緒になっています、あれ?秋分の日だけなんで祝日なの…
ちなみに夏至と冬至の日の出・日の入り時間は東京ですと
夏至
日の出 4:25
日没 19:00
日照時間14時間35分
冬至
日の出 6:47
日没 16:32
日照時間 9時間45分
となっています。夏と冬で約5時間も日が出ている時間が違うのです。そりゃ冬が寒いわけだ…
冬は夏より約2時間半も日が出るのが遅く、2時間半も夏より夕方が早いんですね。
日は長いほうがいいですよね。16時ぐらいに日が暮れているのを見ると「もう1日が終わってしまうのか…」って悲しい気持ちになるので。
夏より冬のほうが好きですが、冬が夏よりもっと昼が長ければもっと好きなのに…