時たまに部屋に飛んでいる小さい虫、そして上を見ると部屋のシーリングライトの中に見える黒い影
あれは一体何の虫で、どこから来たのか?気になったので調べて見ました
実際に死んでいる虫を確認してみる
もちろん我が家のLEDシーリングライトの中にも
近付いてもっとよく見ると
やはり底部に黒い影が… でもゴマとか海苔かもしれないし…
実際にカバーを外して確認してみます
やはり謎の虫が死んでいました。ちなみに羽アリの死骸も入ってました。
輪郭はぼんやり見えてきましたが、こいつはいったい何の種類の虫で、どこから生まれた虫なのか調べてみました。
結局一体何の虫なのか?
上記画像にある虫の種類は調べてみた所
という名前らしいです、なんだか物騒な名前ですね。
「ジンサン」とは漢方の生薬の朝鮮人参のことであり、生薬を加害することからつけられているそうです。
ざっくり言うと、漢方食べちゃう虫ですかね
うちにはカンポーなんで無いので、なんでこいつがいるのかというと
こいつは貯蔵食品を食べる有名な害虫だそうです。こいつが食べるものとしては
・小麦粉などの穀粉や乾燥麺類
・ビスケット、菓子類などの加工食品
・唐辛子などの香辛料、乾燥果実や乾物
普通の一般家庭で保存してそうなのは大体食べますね。主に6~9月に出現しやすいそうです。通りで毎年夏に見かける訳だ…風呂場の天井とかにいるし
こいつがなぜシーリングライトの中で死んでいるかというと
STEP1 虫の侵入
部屋の窓や、買ってきた食品・服に付着していた等の理由から虫が家の中に侵入します
はっきり言ってこれらをすべて防ぐのは無理ではないでしょうか
STEP2 家でくつろぐ
一度侵入した虫は、食料を求めて家中を飛び回ります。
先ほど紹介したジンサンシバンムシは、台所にいる虫の代表でもあり、食べ物のカスやむき出しの保存食などを食べて成長・増加します。
STEP3 いざシーリングライトの中へ
「飛んで火に入る夏の虫」という言葉があります
どういうことかというと、虫は「正の走光性」という習性があります。要は明るい方へ飛んでいく習性です
暗い夜に街灯や自動販売機に虫が群がっている、という光景は誰でも1回はあると思います。
最近はあまりそういう光景を都内では見ないですが、地方ではよく見ますね(詳細は後述)
家の中で一番明るいシーリングライトの中へ向かって飛び、隙間から侵入してそのまま出らずに死・・・
以上が事の顛末です
ではなぜ最近自動販売機や街頭に虫が群がっていないのか。先ほど「虫は明るい方へ飛んでいく」と記載しましたが、正確には
「虫は紫外線が照射されている方向へ飛んでいく」
というのが正しい記述です。紫外線・・・日焼けとかするアレですね
だから何?という感じですが、ここがミソで
蛍光灯・・・紫外線出る
LED ・・・紫外線出ない
こういった違いがあります。要は虫はLEDライトに対して紫外線を認識できず寄ってこないということです。
昔は街頭や自動販売機に蛍光灯が使われていましたが、今はLEDが主流ですので寄ってこなくなったというわけですね
ではなぜうちのシーリングライトで虫が死んでいるのか、矛盾していますよね
「LEDは紫外線が出ない」と記載しましたが、全く出ないのではなく、「ほぼ出ない」 ということです
99.99%殺菌!みたいな感じですね
実際に虫がカバーの中で死んでいるのですから、100%寄ってこないわけではなさそうです
そもそもライトのカバーの隙間なんてほぼないのによく入れますね…